R&B/Hip Hopの記事一覧
2009.01.09 スポンサーサイト
2007.02.20 Gilles Peterson Compiled: Brownswood Bubblers [Modern Soul]
2007.02.18 Gerald Levert: In My Songs [R&B]
2007.02.20 Gilles Peterson Compiled: Brownswood Bubblers [Modern Soul]
2007.02.18 Gerald Levert: In My Songs [R&B]
Gilles Peterson Compiled: Brownswood Bubblers [Modern Soul]
R&B/Hip Hop / 2007.02.20
![]() | Brownswood Bubblers Various Artists (2006/10/16) Brownswood この商品の詳細を見る |
Gilles Peterson主宰の新レーベル"Brownswood"のサンプラー。
「世に知られていないフレッシュなアーティストを世界に送り出す」
のが当レーベルの使命とのこと。
聴いてみると、いかにもGilles Petersonらしい人選ですね。
密室感の高いモダンソウルを中心に、
エスプリの効いた良質な曲がコンパイルされてます。
レーベルコンピにありがちなバラバラ感もなく、
一枚通したムードがちゃんとできているのは、さすが。
照明を落とした部屋で、気が知れた仲間とまったり酒を飲む。
そんな深夜のBGMに最適かな。
残念なのは、「これからの」アーティストとして、
確たる新機軸が見つからないこと。
敢えて言えば、モダンボッサTita Lima、生ジャズJose Jamesあたりの
今後の展開が楽しみか。
─ 評価:★★★
─ 試聴はこちらから
Gerald Levert: In My Songs [R&B]
R&B/Hip Hop / 2007.02.18
![]() | In My Songs Gerald LeVert (2007/02/13) Atlantic この商品の詳細を見る |
昨年の11月に心臓発作で亡くなったGerald Levertの遺作です。
いきなり個人的な話で申し訳ないが、彼は、本当に良い思い出を残してくれました。
特に思い入れが深いのが、98年作"Love & Consequences"。
「寡作の人」だから、ずば抜けて有名な作品ではないかもしれないが、
まだR&Bを聴きはじめて間もなかった僕を虜にした一枚だった。
僕の人生の中でも重要な時期を彩った作品で、それこそ昼も夜も、
来る日も来る日も大切に聴いたものだった。
それが、ああ、死んでしまうなんてな・・・
改めて、安らかにお眠りください。
さて。
本作、亡くなってからの発売になるわけですが、よくある企画モノではなく、
ちゃんと急遽の前に完成していた一枚とのことです。
どうやらアートワークまでは手がついていなかったらしく?
ご覧のとおり、ジャケットは過去の写真を切り貼りしただけの
プアーすぎるルックスでありますが。
(関係者、遺作なんだからもっとナウく作ってやれよ!)
内容としては、想像がつく方はつくでしょう。
あいかわらずのGerald印、てかんじですね。
歌い回しはソウルフルで味わい深いながらも、粘度高く今風ではないし、
トラックも、メロディーを立てる良心的な作風ではあるが、
5年前にも聴いたような音で、正直、新しさは全く無い。
ということで、2007年の今、あえてこれを新譜として買う必要があるのか?
という自問はありますが、良心あるR&Bファンであれば、本作を
つまらない一枚、などと簡単に切り捨てられないことも
わかっていただけるはず。
というのも、あいかわらず美しい曲が揃っているんですよ。
また、噛めば噛むほど、というのは、彼の作品にこそ相応しい賛辞であります。
それから、個別の曲の話ですが、3曲目"DJ Don't"の出来が、たいへん良いです。
リードやベース等、ウェッサイマナーを色濃く感じさせる、
ミディアムテンポのステッパーズチューン。
ステッパーズ・・・いまさら?なんて言っちゃいけません。
「問答無用で気持ち良くノれるR&B」ってだけでも、今の世の中貴重なんだから、
ステッパーズは、よくできた曲調だと思うんです。
この曲もご多分に漏れず、文句なく、気持ち良い。
御大のソウルフルな歌唱法も、これ以上ないというくらいズパっとハマっています。
断言します。
R. Kellyよりずっとハマっています。
これ一曲のために買っても損は無い。
以上、さすがの良作ではあるのですが、
上記のとおり、新しさを感じないという重大な点を踏まえると、
アルバム全体の評価としては、★★★〜★★★★のあいだ、
というのが正直なところ。
が、"DJ Don't"の出来の良さと、追悼の意も込めて、ここはあえて、
★★★★とさせていただきましょう。
彼の作品、ドキドキしないのは事実ですが、
毎作買ってしまう安心感、てのがあるんですよね。
もう新作を聴けない、ということを考えてみてください。
ソウルファンとしては、大変辛い別れではありませんか。
このアルバムの最後を飾る、"Is This The Way To Heaven?"という曲、
この曲名は、自身の死を悟ってのことだったのでしょうか。
ぜひとも大切に聴き続けていきたいものです。
─ 評価:★★★★
─ 試聴はこちらから



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