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Gerald Levert: In My Songs [R&B]

R&B/Hip Hop / 2007.02.18
In My Songs In My Songs
Gerald LeVert (2007/02/13)
Atlantic
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昨年の11月に心臓発作で亡くなったGerald Levertの遺作です。

いきなり個人的な話で申し訳ないが、彼は、本当に良い思い出を残してくれました。
特に思い入れが深いのが、98年作"Love & Consequences"。
「寡作の人」だから、ずば抜けて有名な作品ではないかもしれないが、
まだR&Bを聴きはじめて間もなかった僕を虜にした一枚だった。
僕の人生の中でも重要な時期を彩った作品で、それこそ昼も夜も、
来る日も来る日も大切に聴いたものだった。
それが、ああ、死んでしまうなんてな・・・
改めて、安らかにお眠りください。

さて。
本作、亡くなってからの発売になるわけですが、よくある企画モノではなく、
ちゃんと急遽の前に完成していた一枚とのことです。
どうやらアートワークまでは手がついていなかったらしく?
ご覧のとおり、ジャケットは過去の写真を切り貼りしただけの
プアーすぎるルックスでありますが。
(関係者、遺作なんだからもっとナウく作ってやれよ!)

内容としては、想像がつく方はつくでしょう。
あいかわらずのGerald印、てかんじですね。
歌い回しはソウルフルで味わい深いながらも、粘度高く今風ではないし、
トラックも、メロディーを立てる良心的な作風ではあるが、
5年前にも聴いたような音で、正直、新しさは全く無い。
ということで、2007年の今、あえてこれを新譜として買う必要があるのか?
という自問はありますが、良心あるR&Bファンであれば、本作を
つまらない一枚、などと簡単に切り捨てられないことも
わかっていただけるはず。
というのも、あいかわらず美しい曲が揃っているんですよ。
また、噛めば噛むほど、というのは、彼の作品にこそ相応しい賛辞であります。

それから、個別の曲の話ですが、3曲目"DJ Don't"の出来が、たいへん良いです。
リードやベース等、ウェッサイマナーを色濃く感じさせる、
ミディアムテンポのステッパーズチューン。
ステッパーズ・・・いまさら?なんて言っちゃいけません。
「問答無用で気持ち良くノれるR&B」ってだけでも、今の世の中貴重なんだから、
ステッパーズは、よくできた曲調だと思うんです。
この曲もご多分に漏れず、文句なく、気持ち良い。
御大のソウルフルな歌唱法も、これ以上ないというくらいズパっとハマっています。
断言します。
R. Kellyよりずっとハマっています。
これ一曲のために買っても損は無い。

以上、さすがの良作ではあるのですが、
上記のとおり、新しさを感じないという重大な点を踏まえると、
アルバム全体の評価としては、★★★~★★★★のあいだ、
というのが正直なところ。
が、"DJ Don't"の出来の良さと、追悼の意も込めて、ここはあえて、
★★★★とさせていただきましょう。

彼の作品、ドキドキしないのは事実ですが、
毎作買ってしまう安心感、てのがあるんですよね。
もう新作を聴けない、ということを考えてみてください。
ソウルファンとしては、大変辛い別れではありませんか。
このアルバムの最後を飾る、"Is This The Way To Heaven?"という曲、
この曲名は、自身の死を悟ってのことだったのでしょうか。
ぜひとも大切に聴き続けていきたいものです。

─ 評価:★★★★

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