music, labo, relax.

   R&B/Hip Hop     Club/Electronic     Jazz     World     Japanese     Others     Past (-07/2)     クルマ     メカ     雑記     未分類 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[CDレビュー] Japanese Synchro System: The Elaboration

Past (-07/2) / 2006.11.24
◆ Japanese Synchro System: The Elaboration (Dance)
japanesesynchrosystemtheelaboration.jpg

この一枚に寄せる期待がどれだけ大きなものだったか、10月29日のレビューを読めば解ってもらえるだろう。
EP"The Foundation"に収録されたセルフタイトル曲は、その期待を煽り立てるのに十二分な出来だった。
そして、発売日にこのアルバムを手に入れてから、三週間。
実は、この音をどう評価しようか、今までずっと戸惑っていた。
正確に言えば、踏ん切りがつかないでいた。
でも、もういい。
弧憤をぶちまけてしまおう。

BOSSさん。
発売前のコメントには、ずいぶんと期待させてくれたじゃないか。
あなたの作品は、落胆という言葉が相応しいクソでした。
口先だけの商売人に成り下がったな。

このアルバムは、全面的に、過去の遺物のパチもんだ。
前進しようという気概が全く感じられない、プロの顔をした、大人の顔をした、子供の真似事だ。
お気に入りのバンドをコピーして喜んでいる中学生と、何も変わらない。
時代を変えるんじゃなかったのか?
偉大な先達の音の大波に、気持ちまで飲み込まれたか?
こんな妥協の産物に、金を払ってまでして付き合ってやった俺が馬鹿だった。
ダンスミュージックとして機能するとかしないとか、そんな次元で書いているんじゃない。
態度の話だ。

まずCALMは、圧倒的に凡人だ。
思いつきと聞き覚えのあるフレーズで何となしに誤魔化そうとする、小手先の物真似屋。
音の配列、曲の構成、音響処理、どこをとってもズブのド素人。
好きっていうだけで音楽を続けていられるのだから、世の中、甘っちょろいもんだ。
雰囲気と上っ面だけの胡散臭いスタイリストであり、薄っぺらいんだよ。
つまらない。

そしてBOSS。
ひどく弱々しい言葉たちを聞かされた。
このアルバムに、BOSSの声は必要だったのか?
そもそもBOSSは、このアルバムで、言葉として伝えるべきメッセージを持っていたのか?
最も深い愛は、音のみで体の芯から感じるものだということは、BOSS自身が一番知っているはずだ。
言葉など蛇足だと気付いているから、こんなに腑抜けた言葉になるんじゃないのか。
「伝えたい」という気合を失ったBOSSなど、牙を抜かれた野良犬に等しい。
まさか、声を聴きたがるファンの期待に怖気づいたんじゃないだろうな?
へっぴり腰なポエットだ。

付け加えるが、3曲目と6曲目のKOJI氏のボーカルも聞くに堪えない。
こんな拙い英語で、気持ちを込めて歌えるはずがないだろう。
BOSSがベタ褒め?なかよしクラブじゃあるまいし。
それから7曲目。
作文を棒読みする子供の声。感傷をかきたてようと必死に静謐なピアノと筝。
見え透いた仕掛けだ。
小学生でも騙されるかよ、こんなもん。
リスナーは、こんなフェイクを有難がるほどノータリンじゃない。

俺がここまで憤っているのは、こんな駄作にここまで書き連ねたのは、それを作ったのが、BOSSだったからだ。
稀代の熱血漢だと勘違いしていた、あのBOSSだったからだ。
彼の作品じゃなければ、それこそこんな盤のレビューなんて、一行で済ませていたはずだ。
BOSSは、あの98年の、満身の意欲と気迫を込めたTBHの1stを、もう一度聴き直してほしい。

このアルバムは、"Pure Water In Deep River"にてBOSSが呻く追憶、ただこれのみ聴くに値する。
BOSSとCALMの名前がなければ、こんなアルバム、これっぽっちも売れなかっただろう。

─ 評価:
Music Loverの自称力作。


─ 試聴はこちらから:
http://www.synchro-system.jp/

コメント

どうも -

m@anoさんどうも。
噂はかねがね!
レビュー含めて最近更新してないんですが、
ぼちぼち書き始めようかと思ってますんで、
またブログチェックしてやってくださいね。

それにしてもmasaくん、Tha Blue Herbの1stは必聴だよー!
2007.01.23 Tue 00:07 URL [ 編集 ]

あ、どうも - m@ano

masaの友人のm@anoです。はじめまして
レビューがなかなか的確だと噂を耳にしたので、来てみました。

このアルバムは何も考えずに買っておくか?と考えてたんですけど、この様子ならとりあえず視聴してみることにしますねw

>BOSSは、あの98年の、満身の意欲と気迫を込めたTBHの1stを、もう一度聴き直してほしい。

ついこの間1stをmasaのftpにあげたんですけど、masaが聴いたかどうかはわかんないです。
2007.01.22 Mon 15:53 URL [ 編集 ]

いいねー - O谷

さすがmasaくん、わかってらっしゃる!
僕がやりたいのは、まさに後者のほうです。
ヒネリある子供の遊び路線でいきましょう。
雪だるまをつくるにしても、すごいアブストラクトな女体にするとか・・・
尻すべりやミニスキーなんかも候補に入れといてくださいね。
2006.12.02 Sat 11:56 URL [ 編集 ]

- O谷

ちょっと怒りすぎたかな。
BOSSってラッパーは、これまでずっと威勢の良いことを言ってきてたもんだから、このアルバムの1から10までレトロスペクティブなところに、肩透かしを喰らった気分だったんだよね。
ずっと信頼してた友人が、じつは詐欺師だった!みたいな。
まあ、それこそバックグラウンドを知らなければ、ただの「凡作」でおしまいなんだけどさ。

ところで年末、12月29日から1月4日まで帰札予定ですので、また遊びましょうね。
こんどは雪遊び希望!
2006.12.01 Fri 19:47 URL [ 編集 ]

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL
> http://mlr.blog48.fc2.com/tb.php/61-8a1383c3
Template by まるぼろらいと & O谷

Copyright ©music, labo, relax. All Rights Reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。