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CDレビュー 06.10.29

Past (-07/2) / 2006.10.29
実はいま、仕事が滅茶苦茶ヒマなんです。
入社以来、こんなにヒマだったことはない。
本当にすることがないのよ。
で、こんなに手持ち無沙汰で、会社にいるってのにチルしまくりな昨今、なんと、勉強でもしてみようかって気になってきてさ。
こんなことってあるんだね。
習い事に没頭するOLの気持ちが少しわかった。
んで、じゃあ英語でもやろうかと思って、先週、TOEICの参考書買ってきました。
勉強って、たまにやってみると、面白いもんですね。


◆ DJ Kayslay & Greg Street: The Champions - The North Meets The South (Hip Hop)
DJKayslayGregStreetTheChampions-NorthMeetsSouth.jpg

そんなこんなで、最近は英語学習モードになってるんですが、洋ものヒップホップって、こんな時にはすごくありがたいんだよね。
リスニングの練習に最適!
お勉強のCDより楽しく聴けるしさ。
俗語とか卑語とか、やっぱり面白いしね。
洋楽のおかげで僕、学生のとき英語が一番得意だったってのは、すごくある。
ヒップホップばっかり聴いてると、実際にしゃべるときに黒人発音に感化されちゃってたりするから、そこんとこだけ注意だけど。

で、本作、ヒップホップの東海岸&サウスMIXです。
最近ヒップホップのミックスCD買ってなかったから、一枚調達してきました。
悪い盤じゃなかったです。
悪い盤じゃなかったんだけど、ひとつ身に沁みる事実が・・・

最近、ヒップホップをアルバム通して聴くのが辛くなってきたんだよね。
ノリノリで良いんだけど、なんか一本調子に感じちゃってさ。
あのね、ヒップホップって、ただ音を聞くんじゃなくて、Thug, Pimpin', Bling Bling, Bitch、なんていう、下世話かつ刺激的な世界観も含めて楽しむものだと思うんですよ。
ただ、その世界観って、基本的には昔からずうっと変わっていなくてね。
要は、ずうっとヒップホップを聴いてきた人間にとっては、すでにThugとかPimpin'とかってのには、飽き飽きしてるわけ。
その世界観が刺激的でなければ、言葉があまりわからないラップなんて、たいした音楽じゃないんです。
最近の音は総じて単調だしさ。

・・・なんか暗い話になっちゃったな。
ヒップホップも、若い人は、もっと楽しく聴けるんだろうけどねえ。

─ 一本道度数:
★★★


◆ Squarepusher: Hello Everything (Electronica/Fusion)
squarepusherhelloeverything.jpg

10年くらい前、初めてSquarepusherを聴いたときは衝撃だった。
僕、ベース弾くんだけど、当時自分がベースでやろうとしていたことを、そっくりそのまま形にしていたから。
本当にびっくりした。有機的な電子音楽ってやつです。あらゆる音楽の良い面の融合。
今でこそそんなのは珍しくも何もないが、当時はあんまり耳にしなかったんだよね。
そんなわけで、よく聴いたもんです。
でも、その後1998年くらいでしょうか。
彼、どちらかと言えば悪い意味で、イカレたアルバムを発表したんだよね。
"Music Is Rotted One Note"てやつ。
Tom Jenkinsonの変人ぶりが暴発した、あまりにも躁&鬱でアブストラクトな世界観は、素人には簡単に手を出せるしろものではなかった。
そのアルバム以降、今に至るまで、彼はそのイカレっぷりに磨きをかけつつ、突っ走ってきたわけですよ。
もう、手がつけらんない。

そんな中、本作の発売です。
また例のブロークンな内容かと思いきや、店頭では「あの(旧き良き時代の)スクエアプッシャーが戻ってきた!」と大プッシュ。
これはこれはと期待しつつ、試聴もせずにホクホク買ってきたわけです。
で、家に帰って聴いてみたんだけど、まあ確かにってかんじだね。
激テクベースも大々的に復活してて。
でも、やはりまだ、完全にはアルコールが抜けきっていないようで。
ところどころ例の躁鬱ワールドが展開されており、アルバム全体の統一感もバラバラ。
昔ぽい流麗+爆裂な作風も、そろそろ飽きてきた向きもある。
天才だけに、もうちょっと新機軸を期待したいんだけどな。

しかし、こんな程度の作品でウェルカムバック騒ぎをするとは、よっぽどレコショップも売りたいんだろうね。
スクエアプッシャーブランドは、まだ廃れていないということか。

─ 直角度数:
★★★

─ 試聴はこちらから:
http://listen.jp/store/album_brc160.htm


◆ Japanese Synchro System: The Foundation (Techno)
japanesesynchrosystemthefoundation.jpg

Bossは日本で最高のラッパーだね。
間違いない。
僕が高校生のころ、ノースウェーブでフリースタイルやってた時は、泣けるほどダサかったんだけどね。
でも、Tha Blue Herbとしての1stアルバム以来、彼を超える話者を見たことがない。
キモネクラなShing02とか降神とかと同列で語られてるのが勿体無いですよ。まじで。

これほどまでに、読める日本語を操るアーティストが、他にいるか?
これほどまでに、人を元気にし、勇気付け、奮い立たせるアーティストは、他にいるか?
これほどまでに、鳥肌を立たせ、胸を打ち、やさしい気持ちにさせるアーティストは、他にいるか?
その歌詞を日本語として噛み砕くことが、こんなに楽しいアーティストは、他にいるか?

まだTha Blue Herbを聴いたことがない人は、絶対に一度、耳にすべきだ。
喰わず嫌いは良くない。あなたはちょっと、損をしている。
東京一極集中があたりまえだった、90年代後半の日本のヒップホップシーンにおいて、ひとつの地方都市がそんな状況を打っ壊すなんて、誰も予想だにしなかったわけだが、ボスは聴く人すべての偏見をものともせず、全国の注目と賛美を札幌に集めてみせた。
札幌に住んでいるということ、札幌出身であるということを、あれほどまでに誇らしく思ったことは一度もないです。
まじでまじで。

でも、そんな初期のブルーハーブに比べると、最近はちょっと煮詰まり気味なんですね。
他のヒップホップアクトに比べると、まだアタマひとつ抜けてはいるんだけど、一番の魅力だった攻撃的な歌詞が影を潜め、ONOが作る音もどんどん内省的になってきた。
すでにいわゆる「ヒップホップ」とは呼べない音と言葉。
別にそれはそれで良いし、ボスとONOが持っている愛情の対象は「ヒップホップ」ではなく「音楽そのもの」なのだということも凄くわかるのだが、反面、Tha Blue Herbという名前に付きまとう「ヒップホップ」というフォーマットに、がんじがらめにされてる印象なんだよね。
勝手ながら、あー、本当に辛いんだろうなーって、思う。

そこへきて、ボスのやりたい事が最大限に発揮されたのが、今回のCalmとのプロジェクトでしょう。
デトロイトへの愛情がぎっしり詰まったこのEPからは、Tha Blue Herbという金縛りから解放された、ノビノビとしたボスを聴くことができる。
収録時間こそ少ないが、近年まれに見る輝き方をしている。
まるでダンスホールでヒラヒラと舞っているかのようだ。
本当にノビノビしている。

これは、11月3日に出るフルアルバムに期待ですね。
今年一番期待しているかもしれない。
発売日に買うぞ!
走れ!行け!

─ 日本人で良かった度数:
★★★★★

─ 試聴はこちらから:
http://www.cisco-records.co.jp/cgi/title/techno/detail_172704.php

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