CDレビュー 06.05.15
Past (-07/2) / 2006.05.15
友達のマサくん、ブログの記事トバしちゃったらしいです。
http://blog.goo.ne.jp/dig-dug-pooka/e/f0f0a5118d77cf44496e167c8a91b886
うーん。僕も経験あるだけに、相当悔やまれることは想像に難くない。
あの瞬間ね。胸がキュンとする、あの瞬間。
知らずのうちに、アメリカ人のような身振りで地団駄ふんでいる自分。と、その身振りに気付いてちょっと持ちなおす自分。
まあ大丈夫、2回目は半分の時間で書けるもんだ!
マサくん、
ガ ン バ !
では、4枚レビューします。今回は良かったよー
http://blog.goo.ne.jp/dig-dug-pooka/e/f0f0a5118d77cf44496e167c8a91b886
うーん。僕も経験あるだけに、相当悔やまれることは想像に難くない。
あの瞬間ね。胸がキュンとする、あの瞬間。
知らずのうちに、アメリカ人のような身振りで地団駄ふんでいる自分。と、その身振りに気付いてちょっと持ちなおす自分。
まあ大丈夫、2回目は半分の時間で書けるもんだ!
マサくん、
ガ ン バ !
では、4枚レビューします。今回は良かったよー
◆ Joerg Reiter Trio: Simple Mood (Jazz)

バップ系なら、ピアノトリオが好きですね。奥行きのある透明な3Dの音像、端正かつ流麗なフロウ、適度な間。ピアノは、奏法的に確立されており、門戸の広さ=演奏人口の多さも相まって、現代のポップミュージックにおいては、最もレベルの高い演奏を楽しめる楽器だと思います。ということで、ソロ作品も含め、ピアノもののジャズ盤は色々とを持ってるんですが、このアルバムには衝撃を受けました。
ゴツゴツと力強くも猛烈なスピードでドライブし、トリオならではの隙間は、音の塊で埋め尽くされている。ドラムとベースも、気兼ねなく伸び伸びとプッシュしています。そのくせ、その配列と組み合わせ、隙なく構築されており、非常に美麗。スタンダードチューンもダイナミックに展開する。
ドイツ人とのことだけど、この演奏は、アウトバーンを疾走するメルセデスの大排気量セダンを想起させる。ゴツいながらも様式美にあふれる鎧、それを纏った猛獣というか。まことにゲルマンで良い。ピアノの音もクリアでカッチリ、スコーンと上に抜けたクリスタルのような響きです。
力みなぎるピアノトリオ、良い買い物をした。澤野工房発、85年の隠れた快作の復刻版です。
◆ Pete Rodriguez: Mind Trip (Jazz)

もう一枚ジャズいきましょう。Pete Rodriguezという聴きなれない名前のトランペッターの新作です。聴きなれないとは言っても、ブーガルーのシンガーである父親も同名かつ著名とのこと。つまり、Pete Rodriguezジュニアとしてのリリース。しかし、ブーガルーかあ。親が親なら、子もギラギラするんだな。蛙の子だね。
ラテンの血をうっすらと滲ませるフレージング。さらりと高速パッセージを吹きこなす優れた瞬発力にも、米国産とは一味違う才が見える。唐辛子ライクな鋭いスキル。
一方でこのロドリゲス、フリーキーながらも、一線を越えて血管を切らすことがない。たまに持ち換えるフリューゲルホーンのふっくらスレた音も相まって、斜に構えたような美意識さえ感じさせる。「俺はキチ○イなんだよ構うな」みたいなインテリジェンス。
コラッ!そんな格好つけちゃって、ロドリゲスらしくないゾ!(名前はパッパラパアな印象ですよネ)
・・・混沌とした曲中に交えるアンサンブルのキメもスリリングで、若々しい不良ぽさが存分に発揮された、アグレッシブかつスタイリッシュな一枚でした。好きだなあ、こういうの。
◆ The Isley Brothers: Baby Makin' Music (R&B)

きたきたきた!アイズレーの新譜!待ってました!それにしてもこの人たち、本当にキャリア長いよなー。50年代から活動を始めて、ロナルドなんか今年で65歳だよ!?紆余曲折あって今は二人しかいないけど、こんな伝説の存在が今でも超現役だなんて、本当に珍しいよね。
今日のアースの屁っぷりを見てくださいよ。スティーヴィー・ワンダーなんて、嬉々として3万円のカシオトーン弾きながら、この前のフジテレビに出てたですよ。同音同義語的に、素TVワンダフルですよ。アイーシャが可愛いとか余裕の発言ですが、正直あなたが一番かわいいよ。情けないほどにですね。他の70年代の天才なんかみんな死んじゃったけどさ、ま、生きてたとしても、こんなザマです。
さてCDをセット。わくわくするなあ。
Well, Well, Well... LaLaLaLa-La-La...
あー!もう、ロナルドの他にいないよな、このヨレヨレながらシルキーなファルセット!シルクのローブと毛皮のコート、ロールスロイスに龍頭の杖・・・エロいよ。エロい。これほどまでに、おやじになってキャラが増強される例も珍しい。で、この乾いたギターね。メジャー7thの華奢な涼しさ、メロウな香り。70's/80'sのあのエッセンスは本作でも遺憾なく発揮されており、これは最高だ。こうして1890円で大好きなアイズレーの新作を聞けるなんて、本当に幸せなことですよ。
あ、そういえば、Ernie Isleyの立ち位置の件。いま気になることベスト5に余裕でINしてます。是非、"Busted"のプロモを見て頂きたい。ロナルドが若い女を愛人に仕立てて寸劇やってるのもスレスレだけど、その近くで花柄のギター弾いてるアーニー(網シャツ&ティアドロップ&苦悶の口元)なんて、完全に変態の域ですよ。またこれが、背景として置いてあるソファーとか花瓶とかのセット類と同列の扱いなんだよね。あの絶妙な距離感。TMNにおける木根尚登に極めて近い。今のR&Bチューンにあっては蛇足感120%のお決まりな泣きのギターにつけ、きっとロナルドも気を遣って黙っててあげてるのではなかろうか。
・・・でも、あのギターの音があるだけで即、大好きなアイズレー印になってしまうんだよね。例のファルセットと並ぶロゴマークみたいなもんなんだね。

Ronald Isley(エロ)

Ernie Isley(変態)
◆ Avant: Director (R&B)

中堅Avantの新作です。R. KellyにJoeのセクシー&ブレッシーな声質を加味、というかね。個人的にはR. Kellyよりも好きなシンガーです。
本作ですが、曲調は総じて優しくしっとりとしており、スウィートの一言。初心者からマニアまで、危なげなく満足できる出来ではないでしょうか。以上かな。突き抜けたポイントがないからこそ長持ち。よくまとまっており、良い意味での佳作です。
以上、今回はなかなかの力作ぞろいでした!

バップ系なら、ピアノトリオが好きですね。奥行きのある透明な3Dの音像、端正かつ流麗なフロウ、適度な間。ピアノは、奏法的に確立されており、門戸の広さ=演奏人口の多さも相まって、現代のポップミュージックにおいては、最もレベルの高い演奏を楽しめる楽器だと思います。ということで、ソロ作品も含め、ピアノもののジャズ盤は色々とを持ってるんですが、このアルバムには衝撃を受けました。
ゴツゴツと力強くも猛烈なスピードでドライブし、トリオならではの隙間は、音の塊で埋め尽くされている。ドラムとベースも、気兼ねなく伸び伸びとプッシュしています。そのくせ、その配列と組み合わせ、隙なく構築されており、非常に美麗。スタンダードチューンもダイナミックに展開する。
ドイツ人とのことだけど、この演奏は、アウトバーンを疾走するメルセデスの大排気量セダンを想起させる。ゴツいながらも様式美にあふれる鎧、それを纏った猛獣というか。まことにゲルマンで良い。ピアノの音もクリアでカッチリ、スコーンと上に抜けたクリスタルのような響きです。
力みなぎるピアノトリオ、良い買い物をした。澤野工房発、85年の隠れた快作の復刻版です。
◆ Pete Rodriguez: Mind Trip (Jazz)

もう一枚ジャズいきましょう。Pete Rodriguezという聴きなれない名前のトランペッターの新作です。聴きなれないとは言っても、ブーガルーのシンガーである父親も同名かつ著名とのこと。つまり、Pete Rodriguezジュニアとしてのリリース。しかし、ブーガルーかあ。親が親なら、子もギラギラするんだな。蛙の子だね。
ラテンの血をうっすらと滲ませるフレージング。さらりと高速パッセージを吹きこなす優れた瞬発力にも、米国産とは一味違う才が見える。唐辛子ライクな鋭いスキル。
一方でこのロドリゲス、フリーキーながらも、一線を越えて血管を切らすことがない。たまに持ち換えるフリューゲルホーンのふっくらスレた音も相まって、斜に構えたような美意識さえ感じさせる。「俺はキチ○イなんだよ構うな」みたいなインテリジェンス。
コラッ!そんな格好つけちゃって、ロドリゲスらしくないゾ!(名前はパッパラパアな印象ですよネ)
・・・混沌とした曲中に交えるアンサンブルのキメもスリリングで、若々しい不良ぽさが存分に発揮された、アグレッシブかつスタイリッシュな一枚でした。好きだなあ、こういうの。
◆ The Isley Brothers: Baby Makin' Music (R&B)

きたきたきた!アイズレーの新譜!待ってました!それにしてもこの人たち、本当にキャリア長いよなー。50年代から活動を始めて、ロナルドなんか今年で65歳だよ!?紆余曲折あって今は二人しかいないけど、こんな伝説の存在が今でも超現役だなんて、本当に珍しいよね。
今日のアースの屁っぷりを見てくださいよ。スティーヴィー・ワンダーなんて、嬉々として3万円のカシオトーン弾きながら、この前のフジテレビに出てたですよ。同音同義語的に、素TVワンダフルですよ。アイーシャが可愛いとか余裕の発言ですが、正直あなたが一番かわいいよ。情けないほどにですね。他の70年代の天才なんかみんな死んじゃったけどさ、ま、生きてたとしても、こんなザマです。
さてCDをセット。わくわくするなあ。
Well, Well, Well... LaLaLaLa-La-La...
あー!もう、ロナルドの他にいないよな、このヨレヨレながらシルキーなファルセット!シルクのローブと毛皮のコート、ロールスロイスに龍頭の杖・・・エロいよ。エロい。これほどまでに、おやじになってキャラが増強される例も珍しい。で、この乾いたギターね。メジャー7thの華奢な涼しさ、メロウな香り。70's/80'sのあのエッセンスは本作でも遺憾なく発揮されており、これは最高だ。こうして1890円で大好きなアイズレーの新作を聞けるなんて、本当に幸せなことですよ。
あ、そういえば、Ernie Isleyの立ち位置の件。いま気になることベスト5に余裕でINしてます。是非、"Busted"のプロモを見て頂きたい。ロナルドが若い女を愛人に仕立てて寸劇やってるのもスレスレだけど、その近くで花柄のギター弾いてるアーニー(網シャツ&ティアドロップ&苦悶の口元)なんて、完全に変態の域ですよ。またこれが、背景として置いてあるソファーとか花瓶とかのセット類と同列の扱いなんだよね。あの絶妙な距離感。TMNにおける木根尚登に極めて近い。今のR&Bチューンにあっては蛇足感120%のお決まりな泣きのギターにつけ、きっとロナルドも気を遣って黙っててあげてるのではなかろうか。
・・・でも、あのギターの音があるだけで即、大好きなアイズレー印になってしまうんだよね。例のファルセットと並ぶロゴマークみたいなもんなんだね。

Ronald Isley(エロ)

Ernie Isley(変態)
◆ Avant: Director (R&B)

中堅Avantの新作です。R. KellyにJoeのセクシー&ブレッシーな声質を加味、というかね。個人的にはR. Kellyよりも好きなシンガーです。
本作ですが、曲調は総じて優しくしっとりとしており、スウィートの一言。初心者からマニアまで、危なげなく満足できる出来ではないでしょうか。以上かな。突き抜けたポイントがないからこそ長持ち。よくまとまっており、良い意味での佳作です。
以上、今回はなかなかの力作ぞろいでした!
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