Will PACEMAKER make the pace?
メカ / 2008.07.25

以前より、公共交通機関での移動中や何かの待ち時間など、iPodをいじっている時に、
テンポやピッチを変更したり、フィルターやエフェクトで遊んだり、空いた手でスクラッチしたり、
いろいろ能動的にヒマを潰せたらなあ、などと思っていました。
ここへきて、ようやく風が吹きましたね。
ハンドヘルドの可変再生ガジェットと、Mac/Win対応編集アプリケーションのセットです。
Pacemaker - The pocket-size DJ system


120GBの大容量ハードディスク内蔵。
付属のステレオアンプケーブル一本で、あらゆるサウンドシステムに接続可能。
デバイス中央にあるタッチセンサーのクロスフェーダーで、
それぞれ独立した2チャンネルの音を同時再生、ミックス可能。
ピッチやテンポも変更可能。
フィルター、エコー、リバーブ、ロールなどのエフェクトが、タッチパッドを使い表現可能。
リアルタイムでのループ幅の設定やリループなど、
様々なエフェクトとテクニックを組み合わせることで、多彩な音楽表現が可能。
Gain、Treble(高音)、Mid(中音)、Bass(低音)の振幅を、それぞれ調整可能。
USBケーブルと専用のアプリケーション"Pacemaker Editor"を使って、簡単にファイル転送可能。
Editorのタイムライン上で、楽曲を様々なツールを使いエディットしたり、
出来上がったミックスを細かにリファインすることが可能。
--
なるほど、フルスペックと言っても良いのではないでしょうか。
9万円という価格は微妙なところですし、チュートリアルを見る限り、
インターフェイス的に本格的なDJツールとしても少し厳しそうな気がしますが、
ぼくとしては、ミキシング自体にはあまり興味がないので、OKです。
むしろ、北欧の新興メーカーとして量販が見込めない中、
このサイズとコストで、よくぞここまでまとめ上げたと感心します。
まずは触ってみたいですね。
これといったトレーニングを必要とせず、手軽に音楽に関与できる上記のような機能は、
クリエイティブサイドに立ったことのない人に対しても、
全く新しい音楽の楽しみ方として、充分に訴求可能だと常々思っています。
カメラ付き携帯電話が、趣味としての写真撮影の機会を大きく広げたように、
多少コストが嵩んでも、これはたいへんな付加価値だと思うのですね。
今まで浸透しなかった要因は、その楽しみ方を「試してみる」ために必要なお金や機器類の大仰さ、
また市場を拡大する意欲に欠ける商品企画やマーケティングにこそあるわけで、
本質とは違うのだと、個人的には解釈しています。
その点、本音を言うと、こういうことはAppleにこそ先駆的に手をつけてほしかったですね。
お家芸の、素人にも親しみやすいインターフェイスや言語をもって、
またマス浸透力があるiPod/iPhoneが提供することで、
音楽の楽しみ方のアナザーサイドが、広く一般に気付かれるきっかけになるはずです。
最初は無理に詰め込まなくても、手軽な「おまけ機能」として二次的に提案すれば良いのです。
数が出ますから、それほどコストもかからないでしょう。
このことは、かつてiPodがしたように、音楽業界全体の裾野を広げることにも貢献します。
Appleが(iPod/iPhoneが)やることに意味があります。
まあ、ここらへんは、iPhone SDKが公開されたことですので、
そのうち誰かが、より画期的なアプリケーションを開発してくれることを期待します。
状況によっては、Apple自身も腰を上げるのではないでしょうか。
なにはともあれ、なによりです。
週末の公園などで、Pacemakerによるお手軽パーティが増えれば楽しいですね。
21世紀のブランニューインストゥルメントTENORI-ONが滑り気味な今、
Pacemakerはひとつの流れを作るでしょうか。
―日本語版公式サイト
―開発者インタビュー(honeyee.com)


120GBの大容量ハードディスク内蔵。
付属のステレオアンプケーブル一本で、あらゆるサウンドシステムに接続可能。
デバイス中央にあるタッチセンサーのクロスフェーダーで、
それぞれ独立した2チャンネルの音を同時再生、ミックス可能。
ピッチやテンポも変更可能。
フィルター、エコー、リバーブ、ロールなどのエフェクトが、タッチパッドを使い表現可能。
リアルタイムでのループ幅の設定やリループなど、
様々なエフェクトとテクニックを組み合わせることで、多彩な音楽表現が可能。
Gain、Treble(高音)、Mid(中音)、Bass(低音)の振幅を、それぞれ調整可能。
USBケーブルと専用のアプリケーション"Pacemaker Editor"を使って、簡単にファイル転送可能。
Editorのタイムライン上で、楽曲を様々なツールを使いエディットしたり、
出来上がったミックスを細かにリファインすることが可能。
--
なるほど、フルスペックと言っても良いのではないでしょうか。
9万円という価格は微妙なところですし、チュートリアルを見る限り、
インターフェイス的に本格的なDJツールとしても少し厳しそうな気がしますが、
ぼくとしては、ミキシング自体にはあまり興味がないので、OKです。
むしろ、北欧の新興メーカーとして量販が見込めない中、
このサイズとコストで、よくぞここまでまとめ上げたと感心します。
まずは触ってみたいですね。
これといったトレーニングを必要とせず、手軽に音楽に関与できる上記のような機能は、
クリエイティブサイドに立ったことのない人に対しても、
全く新しい音楽の楽しみ方として、充分に訴求可能だと常々思っています。
カメラ付き携帯電話が、趣味としての写真撮影の機会を大きく広げたように、
多少コストが嵩んでも、これはたいへんな付加価値だと思うのですね。
今まで浸透しなかった要因は、その楽しみ方を「試してみる」ために必要なお金や機器類の大仰さ、
また市場を拡大する意欲に欠ける商品企画やマーケティングにこそあるわけで、
本質とは違うのだと、個人的には解釈しています。
その点、本音を言うと、こういうことはAppleにこそ先駆的に手をつけてほしかったですね。
お家芸の、素人にも親しみやすいインターフェイスや言語をもって、
またマス浸透力があるiPod/iPhoneが提供することで、
音楽の楽しみ方のアナザーサイドが、広く一般に気付かれるきっかけになるはずです。
最初は無理に詰め込まなくても、手軽な「おまけ機能」として二次的に提案すれば良いのです。
数が出ますから、それほどコストもかからないでしょう。
このことは、かつてiPodがしたように、音楽業界全体の裾野を広げることにも貢献します。
Appleが(iPod/iPhoneが)やることに意味があります。
まあ、ここらへんは、iPhone SDKが公開されたことですので、
そのうち誰かが、より画期的なアプリケーションを開発してくれることを期待します。
状況によっては、Apple自身も腰を上げるのではないでしょうか。
なにはともあれ、なによりです。
週末の公園などで、Pacemakerによるお手軽パーティが増えれば楽しいですね。
21世紀のブランニューインストゥルメントTENORI-ONが滑り気味な今、
Pacemakerはひとつの流れを作るでしょうか。
―日本語版公式サイト
―開発者インタビュー(honeyee.com)
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