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2010年06月の記事一覧

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「信者」ということ

クルマ / 2010.06.19
100619mini

MINIも乗り続けて早3年が経ち、先日車検を通したところです。
改めて、よくできたクルマだと思います。
物欲を断てず情けない思いをしている僕をして、「あのクルマに乗り換えたい」などという浮気心をこれっぽっちも持たせないほど気に入っています。
たとえポルシェとかフェラーリとかと交換しないかと言われても、迷わずMINIを選びますね。
小ささや走行性能、最低限の積載性といった日常使用での満足も大きいし、そのデザインや質感、しっかり感、車内のどこかに触れる感触まで、継続的に惹きつけられる総合的な完成度が極めて高いのです。
ニュービートルやPTクルーザーなど、同時期に登場した同種のクルマがいくつかありました。
MINIも一見、いわゆる飛び道具的な、レトロスペクティブなクルマなのですが、大成功を収めました。
もとより専門の会社を立ち上げるなど気合の入りようからして違いましたけど、MINIはモノとして本当によく考え抜かれています。
ロングセラーになっているのも納得です。
下取時の値落幅の小ささも、長いことトップのままです。

加えて、下記のようなこともあるのです。
GIGAZINE - 「ポルシェはヨワムシ野郎、全力でかかってこいや」とBMWミニ・アメリカが挑戦状を叩きつける

ふつうに考えて勝てるわけないと思うのですが、こういう小生意気なキャラクターも含めて愛すべきクルマなんですよね。
ユーザーにしてみれば、ことさら痛快です。
モノとしての出来に加えて、昔から培ってきたキャラクターをよりデフォルメした擬人化というか、マーケティング面でも、群を抜いて上手いのです。
MINIにしても、すこし引いてみれば「ただのクルマ」に変わりないわけで、そこをMINIたらしめるには、やはり意図的に仕掛けないと難しいところです。
上の記事の件もさることながら、MINIという会社はたびたび、人の気を引くひくちょっとしたイタズラをやるんですね。
ビルの壁に垂直にくっついてたり、ペイントされて街中の風景に隠れてたりとかです。
ひとたびユーザーになると、そうした接触機会はなお増えて、どこかでMINIミーティングをやりますとか、それこそいろいろとあるんです。
購入以来3年経つ僕の元にも、2週に一度くらいは凝ったダイレクトメールが届くなど、手間と工夫が凝らされています。

当事者として痛切に感じるのは、自動車メーカーは、大量の人材と多額の開発費・広宣費をかけて名前も知らないクルマを乱発するのでなく、こうして一つのブランドを大切に育て続ける努力が必要な時代だなあということです。
たぶん、そこは世間一般に同じように思われていることです(しかもずっと以前から)。
作る側の事情はいろいろとあるにせよ、それにしてもまあかなり旧態依然としています。
耐久消費財だから、しばらくしたら大概なにがしかのクルマに買い換えてくれるのは事実ですが、現在のように消費市場全体としてクルマへの注目度が相対的に薄れている中、本当に大鉈を振るわなければ危ういと思うわけです。
「このクルマを乗りつぶしたら、また同じのが欲しい、あそこのクルマが欲しい」と思ってもらうことに真剣に取り組むべきです。
特に大衆車メーカーは、その努力をディーラーでのサービスに頼りがちな気がしますね。
メーカーとしても、自ら作ったクルマが長年ユーザーに愛されるよう努力を重ねなければいけない。
見た目や新技術で衆目を集めるだけでは、深い愛着心は育たないはずです。

そういえば、マーケティングで購買意欲を高め、購入後の満足感をもってロイヤリティを高めるといった手法では、Appleも同様の成功を収めており、両者とも相当に巧みです。
ただ一点大きく異なるのは、IT関連においてはまだまだ製品面・インフラ面での伸びシロがあるということですね。
新商品を次々と発売し、斬新性を更新するという手法が充分に機能するわけです。
その点、自動車業界周辺はとうの昔に成熟を極めています。
目玉のエコ技術にしても、Appleの持ち場に例えると、モバイル機器のバッテリーの持ちが良くなったくらいの意味しか持ちません。
むしろ法的・倫理的足枷への対処として仕方なくやっている面もあります。
このように新鮮味を生みにくい状況では、購入後のユーザー満足度を高める努力が、なお一層求められるはずです。

僕はAppleもMINIも大好きです。
まんまと策にはまっていることは自覚しながらも、それはそれでOKで、愉快な楽しみを常に与えてくれる、という信頼には代えられません。
ブランディングとは究極的には「信者」を育てることだと思います。
そのやり方は業種・業態によって様々ながら、幸い自動車メーカーにおいてはMINIという良い前例があるのだから、そのエッセンスを真剣に学び、自社ならではの強みを織り込んで戦ってほしいと思います。
数車種つくるだけのリソースがあれば、それくらいのスタディはできるはずです。
例えばトヨタにしてみれば、高級車市場では圧倒的に後発だったわけですが、遅ればせながらもレクサスで一定の成功を収めましたよね。
レクサスのおかげで、高収益体質を強化できたのは間違いありません。
MINIのように、とりわけ高級でもないがユーザーの忠誠心を育むやり方というのは、台あたりの収益こそレクサスに及ばないかもしれませんが、代わりに長期的な安定につながるものです。
十年先の経営環境が不透明な中、これこそ、自動車会社が求めているものだと思います。
レクサス同様、意識さえ変えれば、MINI以外ができないことでもないと思うんですよね。
MINIだって初めはただの大衆車だったわけですが、どこぞのセレブがホテルに乗り付けたとか、ラリーで優勝したとか、そういうエピソードを積み重ねて今のMINIがあるのです。
ミニのくせにでかいじゃねえか、ドイツ製のくせにイギリスのステッカー貼ってやがる、などと茶化されても、MINIはMINIなんですよね。
そうしてみると、例えばプリウスだって、充分可能性があります。
今からでも構わないので、手間暇かけて大切に育てるべきだと思います。

他人目線の評論で情けない。
話を僕のMINIに戻しますが、今後のライフスタイルの変化を考えると、実用上これを手放さざるを得なくなる可能性があり、そこは残念です。
上に書いたような考えからは4ドアのMINI・・・と言いたいところですが、いいかげん次は選択肢をトヨタに絞って何か適当なクルマを選ぼうかと思っています。
もちろん、できるだけ愛着を持てそうなことが条件です。

MINI.jp

MINIUSA.COM
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結婚式

雑記 / 2010.06.16
6月12日、結婚式を挙げました。
遠くから足を運んでくださった皆さんには、新居(半年以上住んでますが)にも来ていただいて、今年一番の楽しい時間を過ごしました。
皆さんに喜んでいただけたことが、なにより嬉しいです。
山も谷もありますが、皆さん共に多幸を目指しましょう!
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