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2007年02月の記事一覧

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Jazzanova & Other: Belle Et Fou [Club Jazz/Lounge]

Club/Electronic / 2007.02.25
Belle Et Fou Belle Et Fou
Jazzanova (2007/02/19)
Sonar Kollektive
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ついに出ました、Jazzanovaの新作!
舞台のサントラとのことですが、リミックス集やMix CDではなく、
ちゃんと一から彼らが作った音ですよ。
ワクワクするねえ。

さっそくPLAYボタンを押す。
幕開けは、流麗なストリングスに絡むバリーホワイトの重低音ボイス。
これはエロい・・・と思ったら、おなじみのCapitol Aか。
うん。いい耳ざわりだ。つかみはばっちりだな。
と、ここで舞台オープニングのテーマが。
おー格好いい!70'sテイストに満ちた、素晴らしいダンスチューンだ。
その後も、緩急つけつつ、しっとりとしたJazzanovaワールドに引き込まれる。
最高に寛いでいて、まるで目前で舞台を観ているようにドラマティック。
へえ、これは良い盤だなあ。
19曲中7曲はSonar Kollectivの他のアーティストの曲だけど、
そこはレーベルを信用すべし。
Jazzanovaに負けず劣らず、しっかり上質な曲を聴かせてくれます。

さて、皆さん。
4heroの新譜なんかで喜んでちゃいけないですよ。
似たような路線ではあるが、深みとコクが段違いなのだ。
別に4heroの悪口を言いたいわけじゃないが、
あんな上辺だけのテンションコードの繰り返し:カシオトーンの自動伴奏のような
ダラダラした代物は退屈の極みだし、
いまさら生オケを使ってるからって有難い時代でもないでしょう。
このJazzanovaはじめ、Sonar Kollektiv発の音には、
クラブミュージックでありながら、ちゃんとした旋律があるし、
よく練られたアレンジメントの展開もあるんです。
音楽に関する深い造詣も持っており、
いつもいつも、真摯に作り込んだ音を届けてくれる。
だから、飽きない。聴いていて楽しい。
そこが、その辺に転がってる「クラブジャズ」というか
「ジャズの名を借りたお洒落なクソ」とは一線を画すところ。
Jazzanovaがシーンの先頭を走り続けているのには、ちゃんとワケがあるのだ。

というわけで、本当は★★★★★をあげたいのだが、
サントラという縛りもあったのか、押し出し感のある曲が少なく、
アルバム全体がBGMぽくぼやけてしまっていたのが、唯一残念なところ。
しかし、それを差し引いても、ごくごく上品で高品質。
ぜひともソファでリラックスして聴きたい、ラグジャリーな一枚です。
来年出るという噂の、Jazzanovaニューアルバムも楽しみですね。

─ 評価:★★★★

試聴はこちらから

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Surkin: Action Replay [French Electro]

Club/Electronic / 2007.02.25
ACTION REPLAY ACTION REPLAY
SURKIN (2007/02/10)
KLEE / RALLYE
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ずいぶん時間がかかったなあと、思う。
Daft Punkのデビュー作から10年。
ここにきてようやく、フランス産次世代エレクトロが日本でもブレイクしはじめた。

思い返せば、Daft Punkの"One More Time"である。
あの曲には、本当に衝撃を受けた。
忘れもしない。
初めて耳にしたのは2001年、札幌のFMで、だ。
キックの音で潰れるほど過剰にコンプレッションされたトラック。
Auto-Tuneエフェクトをフルに効かせたカクカクボーカル。
そして、クラブミュージックにとっては禁断とも言える、アニメの主題歌的ポップ感。
これはFM局のコントロールルームでの誤操作なのではないか?
としばらく勘ぐってしまうくらいイビツなサウンドだったのだが、
それらの音作りは確信犯なのだと気付くにつれ、
テロリズムにも似た衝撃が、込み上げてきたものだ。
身震いした。
21世紀を目の当たりにして、音楽新時代の到来を予感した。
そして、大笑いした。
フリークスなら、誰もがきっと、そんな経験をしたのではないか。

彼のまさに「Daft Punk=キ○ガイパンク」な一曲は、ソニーのCMに起用されたことや、
松本零士プロデュースというPVの話題性もあって、
あろうことか、世間一般に広く認知されるに至ったのだが、
あれから長いこと、Daft Punkに続くアーティストが日の目を見ることはなかった。
もしくは、Daft Punkがあまりにもパンクすぎて、
彼らと並列で語れるアーティスト自体、存在しなかったのかもしれない。
しかし、ここ数年で、ようやくフランスにもポストDaft Punkと呼べるシーンが形成され、
Kitsuneレーベルをはじめとして、ここ日本にも、
その刺激的な音が届くようになってきたのだ。

気づいている人も多いだろう。
今、フランスのクラブミュージックシーンがやばい。
間違いなく、世界で一番おもしろい音を量産している。

彼、Surkinも、その中の一人だ。
異常に高い音圧、過激にチョップされた細切れのサンプル、
80年代的シンセドラムに、歪みまくったベース。
その音はあまりにもダイナミックながらキャッチーで、
まさしくフューチャーディスコと呼ぶに相応しい耳ざわり。
CGでソリッドに描かれたミラーボールを連想させる。
このサウンド、飽食しているすべての音楽好きに、チェックしてほしい。
食わず嫌いは良くないですよ。

ちなみに本盤、11曲入りなのだが、うち6曲はリエディットなので注意。
ぜひ、フルアルバムを聴いてみたいものです。

─ 評価:★★★★

試聴はこちらから

Gilles Peterson Compiled: Brownswood Bubblers [Modern Soul]

R&B/Hip Hop / 2007.02.20
Brownswood Bubblers Brownswood Bubblers
Various Artists (2006/10/16)
Brownswood
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Gilles Peterson主宰の新レーベル"Brownswood"のサンプラー。
「世に知られていないフレッシュなアーティストを世界に送り出す」
のが当レーベルの使命とのこと。

聴いてみると、いかにもGilles Petersonらしい人選ですね。
密室感の高いモダンソウルを中心に、
エスプリの効いた良質な曲がコンパイルされてます。
レーベルコンピにありがちなバラバラ感もなく、
一枚通したムードがちゃんとできているのは、さすが。
照明を落とした部屋で、気が知れた仲間とまったり酒を飲む。
そんな深夜のBGMに最適かな。

残念なのは、「これからの」アーティストとして、
確たる新機軸が見つからないこと。
敢えて言えば、モダンボッサTita Lima、生ジャズJose Jamesあたりの
今後の展開が楽しみか。

─ 評価:★★★

試聴はこちらから

ジャンル解説おすすめサイト

Club/Electronic / 2007.02.18
日々細分化する音楽ジャンル名。
「ジャンルなんて関係ねー」とはよく言いますが、
この世の中に「ジャンル名」という文字情報が無ければ、
いったい何を頼りに音楽散策をしていけば良いのでしょうか。
必ずや、路頭に迷ってしまうことでしょう。

とは言いつつも、そのジャンル名がどんな音楽を指しているのか?
わからなければ、それはただの単語の羅列に過ぎません。
今日は、クラブ系音楽に関する優れたガイドとして、
ひとつのサイトをご紹介します。

リンク: Ishkur's Guide to Electronic Music



非常に細かいジャンル区分に基づき、そのジャンルはどんな音楽を指しているのか?
実在する曲を用いて、音と言葉で解説してくれます。
入門者から上級者まで、音楽生活の一助になること受け合い!
ヒマつぶしにもなりますので、ぜひ一度、お試しあれ。

PS.
上記HP内、HOUSE>JPOPをたどってみてください。
異質すぎて笑えます。

Gerald Levert: In My Songs [R&B]

R&B/Hip Hop / 2007.02.18
In My Songs In My Songs
Gerald LeVert (2007/02/13)
Atlantic
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昨年の11月に心臓発作で亡くなったGerald Levertの遺作です。

いきなり個人的な話で申し訳ないが、彼は、本当に良い思い出を残してくれました。
特に思い入れが深いのが、98年作"Love & Consequences"。
「寡作の人」だから、ずば抜けて有名な作品ではないかもしれないが、
まだR&Bを聴きはじめて間もなかった僕を虜にした一枚だった。
僕の人生の中でも重要な時期を彩った作品で、それこそ昼も夜も、
来る日も来る日も大切に聴いたものだった。
それが、ああ、死んでしまうなんてな・・・
改めて、安らかにお眠りください。

さて。
本作、亡くなってからの発売になるわけですが、よくある企画モノではなく、
ちゃんと急遽の前に完成していた一枚とのことです。
どうやらアートワークまでは手がついていなかったらしく?
ご覧のとおり、ジャケットは過去の写真を切り貼りしただけの
プアーすぎるルックスでありますが。
(関係者、遺作なんだからもっとナウく作ってやれよ!)

内容としては、想像がつく方はつくでしょう。
あいかわらずのGerald印、てかんじですね。
歌い回しはソウルフルで味わい深いながらも、粘度高く今風ではないし、
トラックも、メロディーを立てる良心的な作風ではあるが、
5年前にも聴いたような音で、正直、新しさは全く無い。
ということで、2007年の今、あえてこれを新譜として買う必要があるのか?
という自問はありますが、良心あるR&Bファンであれば、本作を
つまらない一枚、などと簡単に切り捨てられないことも
わかっていただけるはず。
というのも、あいかわらず美しい曲が揃っているんですよ。
また、噛めば噛むほど、というのは、彼の作品にこそ相応しい賛辞であります。

それから、個別の曲の話ですが、3曲目"DJ Don't"の出来が、たいへん良いです。
リードやベース等、ウェッサイマナーを色濃く感じさせる、
ミディアムテンポのステッパーズチューン。
ステッパーズ・・・いまさら?なんて言っちゃいけません。
「問答無用で気持ち良くノれるR&B」ってだけでも、今の世の中貴重なんだから、
ステッパーズは、よくできた曲調だと思うんです。
この曲もご多分に漏れず、文句なく、気持ち良い。
御大のソウルフルな歌唱法も、これ以上ないというくらいズパっとハマっています。
断言します。
R. Kellyよりずっとハマっています。
これ一曲のために買っても損は無い。

以上、さすがの良作ではあるのですが、
上記のとおり、新しさを感じないという重大な点を踏まえると、
アルバム全体の評価としては、★★★~★★★★のあいだ、
というのが正直なところ。
が、"DJ Don't"の出来の良さと、追悼の意も込めて、ここはあえて、
★★★★とさせていただきましょう。

彼の作品、ドキドキしないのは事実ですが、
毎作買ってしまう安心感、てのがあるんですよね。
もう新作を聴けない、ということを考えてみてください。
ソウルファンとしては、大変辛い別れではありませんか。
このアルバムの最後を飾る、"Is This The Way To Heaven?"という曲、
この曲名は、自身の死を悟ってのことだったのでしょうか。
ぜひとも大切に聴き続けていきたいものです。

─ 評価:★★★★

試聴はこちらから

Beat Pharmacy: Earthly Delights [Dub]

Club/Electronic / 2007.02.16
Earthly Delights Earthly Delights
Beat Pharmacy (2005/03/22)
Deep Space Media
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発売が2005年なので、もう新譜とは言えないかな。
買おう買おうと思ってすっかり忘れていたこのCD、
先日行ったFrancois Kのイベント会場で売ってたので、
そそくさと買ってきました。

さて、彼のパーティー名"Deep Space"が冠されたレーベルの
第1弾となったCDが、こちらです。
ブレイクビーツからユルい4つ打ち、(ジャンルとしての)ダブ、
ラウンジやエレクトロニカまで幅広く横断しつつも、
そこに一貫しているのは、ディレイ&リバーブでサイケにトばされたサウンド。
全編にわたり、ギターのカッティングやミュートされたトランペット、
シングジェイ等の生演奏が遊泳しており、そのアブストラクトな空気感は、
まさにDeep Space=深淵の空間と言えましょう。
うーん。
深い。
全体的に、曲調はダウナーかつダークなのですが、
そこから受ける印象としては、「ピース&フリーダム」の一言に尽きる。
もくもくと立ち籠めるガンジャとチャンダンの煙、あのノリなのです。
明け方のクラブのボンヤリした頭で聴く、あの気だるいムード。

・・・なんだかカタカナだらけのレビューになっちゃいましたね。
おまえのレビューのほうがアブストラクトだって?
返す言葉もございません。

ともかく、本作、Francois KのDJプレイが好きな人なら、買いでしょう。
テックに貫徹された自身の作品"Deep Space NYC Vol.1"や"Frequencies"よりも、
より幅広い曲のダブミックスを聴けるという意味では、
こちらのアルバムの方が一層、彼のプレイに近い気がする。
もっとも、CDという限られた録音時間の媒体なので、
曲の多様性としては、一晩行われるライブイベントほどではなく、
あの種々色とりどりな世界は望むべくもありませんが。

良盤です。

─ 評価:★★★★

試聴はこちらから

ブログデザイン変更しました

雑記 / 2007.02.15
ブログデザインを一新しました。
タイトルの下にカテゴリバーを設けましたので、
これからのCDレビューは、基本的に1枚1エントリーとして
ジャンル区分しつつ更新していこうと思います。
(過去のレビューは"Past (-07/2)"というカテゴリにまとめました)

今後とも、music, labo, relax.をよろしくお願いいたします。

Francois K: Deep Space @ Yellow [イベントレポ]

Club/Electronic / 2007.02.14
行ってきました、Francois KのDeep Space at Space Lab Yellow!!
過去にJB'sやPrecious Hallでも観たので、これで3回目かな?
あいかわらず良かったよー。

まず、Yellowの印象から。
ハウス系のクラブとしてはかなり名を馳せてることもあり、
一度は足を運んでみたいと思ってました。
それが、1月に東京に引っ越したことで、気軽に行ける環境が実現したわけです。
電車だとちょっと手間なんだけど、クルマなら15分くらいで行けちゃう距離。
東京に来るにあたって、楽しみにしてたことの一つなんだよね~。
でも、行ってみたところ・・・
ちょっと予想と違った、かな。
なんか勝手にプレシャスみたいなウォームなかんじを連想してたんだけど、ぜんぜん違った。
立派というか、キラキラしててクリア&バブリーな印象なんだよね。
思ってたよりずっとコマーシャル。
マンガみたいにボディチェックされたりさ。
ま、これは別に悪いことじゃないんだけどね。
それから、オーディエンスとして、コアな音楽好きが少ないような気がした。
加えて、ノリもそれほど熱くなく・・・
あ、これはイエローの特徴というより、当日だけの話なのかもしれません。
あるいは、東京のお客さんの特徴なのかもしれない。
わかりません!

さておき、Francois Kです。
彼のDJプレイの特徴はあれね、
「DUB」と「ジャンルレス」がキーワードなんですね。
そこが魅力であり、僕が大好きなところなわけです。

まず、DJプレイにおけるダブって、本当にクレイジー。
従来から、スクラッチやノッチフィルターで曲にアクセントをつける手法ってあったけど、
DUB=ディレイ&リバーブのエフェクトって、それらにはない無二の快感があるんだよね。
脳内が飽和するような、延髄の芯からグワグワグワーンと込み上げてくる快感。
一種、トランスの盛り上がり方にも近いエクスタシーだと思うんだけど、
がんがんノッてる時に聴かされると、まじでトばされる。

それから、ジャンルレスってことでいうと、これはもう、
彼以上に徹底している人はいないんじゃないかと思う。
(てか、これ以上のミクスチャーは不可能!)
次にどんな曲が来るだろう?っていう期待もあって、すごくワクワクするし、
思いもよらない曲がズバッと空気にハマった時の高揚感といったら、
それはもう素晴らしいものがある。
逆に言えば、「ハウスしか聴かねえよ」みたいな人は、
昨今の彼のプレイは合わないんでしょうね。
今回のYellowでも、唐突かつ絶妙なタイミングでBusta Rhymesがかかった途端、
一目瞭然、みんなマゴついてた(笑)
みんなアタマ固えなー、って、これは愚痴ですが、
そこで盛り上がってたのは、ほとんど僕一人だけでした・・・

なんにせよ、本当に好きです、フランソワのおっさん。
ギャングスタヒップホップかけながら苦悶の表情見せる50過ぎがどこにいるかよ。
最強です。

あ、ちなみに、上でYellowのこといろいろ書いたけど、
まだ1回しか行ったことの無いやつの感想ですから、
あくまでも独り言、ということにしておいてくださいね。
願わくば、レギュラーでやってるイベントにも行ってみたいんだけど、
どうもゲスト中心のクラブなようで、それだけは残念です。

ではでは。

CDレビュー 07.02.09

Past (-07/2) / 2007.02.09
てことで、CDレビューもしばらくサボってましたね。
いろいろ買ってますので、簡単にレビューしておきます。
(渋谷のタワレコ、やはり最高です)

◆ Peven Everett: Power Soul (Neo Soul/House)
peveneverettpowersoul.jpg

デビュー当初はもろ深夜のネオソウルって感じだったんだが、
ずいぶんハウスに傾倒してきてるのね。
著名DJのヘビープレイになるくらい、良い曲が揃ってます。
あとはヘロヘロ気味な声を好きになれるかってところかな。

─ 評価:★★★★
まずは試聴を勧めます。


─ 試聴はこちらから


◆ Vitalic: Resume - Selected & Mixed By Citizen Crew (Dance)
vitalicresume.jpg

Vitalicって、ポップさを薄めたDuft Punkてかんじですね。
そんな彼らが、Mix CDを作りました。
キラーチューン連発で、いやがおうにも大バコ大盛り上がり!てかんじ。
元気のよい一枚です。

─ 評価:★★★★

─ 試聴はこちらから


◆ Mary Anne Hobbs: Warrior Dubz (Grime/Dub Step)
maryannehobbswarriordubz.jpg

最近話題のUKアングラシーンにも目をやってみようと思い、購入。
GrimeとかDub Stepとかのコンピです。
いやいや、実にドープで面白い音をやっている。
ビートも凝っているし、音響処理も凝っているし、
なにより、エグさを含めた勢いを感じさせる。
すごく良いですね。新しい。

だが・・・ちょっと寂しいのはね、
最近のミュージシャンは、いろんな音楽の要素を取り入れて
ミクスチャーさせるのは上手なんだけど、
まったく新しい音や世界観を創出する能力に欠けてるんだよな。
今回のもDub×Hip Hop×Drum'n'Bass×Garageっていうことだと思うんだけど、
既存の何かを引っ張ってきてフュージョンしたら面白くなりましたみたいな、
お手軽感というか、あんまり考えてなさそうな若手ばかりで、
ちょっと、今後のクラブミュージックの行く末が心配だ。
音色・ビート一つから全く新しい音を作る気概を持ってほしいよなあ。
とくにアングラな人たちには。

─ 評価: ★★★★

─ 試聴はこちらから


◆ Various: Day Dream Bleeper (Bleep House)
daydreambleeper.jpg

ブリープハウスのコンピです。
やっぱ、こういうのは、是も非もなくあがるよね。
日常のテンション調整に最適。
でかい箱で聴きたいもんです。

─ 評価: ★★★

─ 試聴はこちらから


◆ Fatboy Slim: Fala Ai! (Brazilian House)
fatboyslimfalaai.jpg

持ち前のパーティー精神で、ブラジルぽいハウス音源を
アッパーにMIXしてくれました。
今聴いても勿論良いのだが、夏の暑い最中に聴くと最高!でしょう。
それまで大切に持っておきます。
忘れないようにしないと・・・

─ 評価: ★★★★

─ 試聴できるところは見つかりませんでした・・・


◆ 4hero: Play With The Changes (Nu Jazz)
4heroplaywiththechanges.jpg

呆れたね。
全然成長してないじゃないの。
もう歳か?
これじゃ大御所の名が泣くぜ。
これからは名前だけで売っておきな、てかんじ。

─ 評価: ★★

─ 試聴はこちらから


◆ Mario Biondi & The High Five Quintet: A Handful Of Soul (Club Jazz)
mariobiondiahandfulofsoul.jpg

4つ打ちのクラブジャズって、好きになれないんだよね。
なんかシーン自体がインテリ気取りで気持ち悪い上に、
かっちり固定されたビートのJazzなんて、
なんのスリルもスピリットも感じられないの。
だから、みんな騒いでたFive Corners Quintetなんかは、
俺にとっては問題外だった。
しかしだ。
なぜ、そんな俺が、Schema発のこのアルバムを買ったのか?
伸びのあるバリトンヴォーカルが朗々と歌い上げた瞬間、
死んだようなトラックが生き生きと輝きだしたからです。
エレガントでゴージャスな音が、ここにはあります。
よって、このアルバムだけは、評価します。
ぜひ、夜のドライブで聴きたい。

─ 評価: ★★★★

─ 試聴はこちらから


◆ Bass Automator: Electromagnetic Waves (Miami Bass)
bassautomatorelectromagneticwaves.jpg

中古屋で250円で発見。
制作年が94年、名前が"Bass" Automatorでこのジャケならば、
俺の大好きなマイアミベースに違いない!
という判断で購入しました。
結果は、予想通りの下世話なBooty Shit。
最高にショボいビートと重低音に、愛おしさが募る。

─ 評価: ★★★
やっつけ仕事。そこも含めて好きなんだけど・・・

─ 試聴はこちらから


◆ Mic Jack Production: Universal Truth (Japanese Hip Hop)
micjackproductionuniversaltruth.jpg

過去にレビューしたEPがいまいちの出来だったんだけど、
まあいろんなところで話題になってるし、
買ってやろうかなあということで。
今回はなかなか面白いアルバムになっていました。
音楽的にもアゲるところから深いところまで、バラエティー豊かになったし、
各曲のメッセージの方向性も多彩。
ただ、MC陣個々のフロウ/リリックという面では、
まだまだBoss The MCのレベルには達していない、というのが本音。
(よく比較されて、本人達はイヤだろうけどさ)
ただ一人、Big Joeに関しては、ずば抜けて光っている。
他のメンバーとは2段くらい違うリズム感の黒さ。
彼は良いラッパーだ。
シーンで十分通用するかと言えば疑問だが・・・
言葉・フロウともに、もうひとひねり欲しいね。

─ 評価: ★★★

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◆ Big Joe: The Lost Dope (Japanese Hip Hop)
bigjoethelostdope.jpg

ということで、投獄中の彼のソロ作品も買ってきちゃいました。
獄中から作品が発表できるなんてね。
実はまだあまり聞き込めてないんだが、
しばらく楽しめそうな作品です。
でも、グループから離れて一人になった瞬間、
その輝きは幾分曇ったように感じた。

─ 評価: ★★★

─ 試聴できるところは見つかりませんでした・・・


◆ Ornette Coleman: The Shape Of Jazz To Come (Jazz)
ornettecolemantheshapeofjazztocome.jpg

なにをいまさらの名盤。
「フリージャズ」と聴いただけで尻込みしてしまう人も多いと思うが、
まあこの作品は、言うほど聴きづらいもんじゃありません。
どんどん刺激的になる時代の流れも踏まえると、
これくらいスリルある演奏のほうが、
今という時代にしっくり格好良いのでは。
良いアルバムです。

─ 評価: ★★★★

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◆ Nino Josele: Paz (Jazz)
ninojoselepaz.jpg

フラメンコギターの奏法で、ジャズの名曲を紡いでいます。
その点では、非常に珍しいアルバムですね。
全体にしっとりとしており、
さわやかな昼下がりにうたた寝しながら聴けば気持ち良いでしょう。
良作です。

─ 評価: ★★★★

─ 試聴はこちらから


◆ 山崎まさよし: Blue Period (J-Pop)
yamazakimasayoshiblueperiod.jpg

山崎まさよしのベスト盤。
いまさらだけど、"One More Time, One More Chance"を
聴きたくてTSUTAYAしてきた。
蓋し名曲なり。
グッ&ほろりと来ました。

─ 評価: ★★★★★
("One More Time, One More Chance"に限ります)

─ 試聴はこちらから


それでは。
今週末は麻布YellowにてFrancois Kのライブ見てくる予定です!
masaくん、犬、Precious HallやJB’sでもやるようなので、
3人で札幌/名古屋/東京の3拠点制覇でもしてみないかい?

東京の印象

雑記 / 2007.02.09
どうも、ひさびさ。
東京来て以来、いろいろ書こうと思ってたんだけどねー、
生活面での変化が大きくて、しばらくはそっちに気がいっちゃってました。
さて何から話そうか・・・いろいろ報告したいことがあるんだけど、
書く段になるとまとまらなくてね。

とりあえず、この1ヶ月で完全に東京に根を張りました。
楽しく華やかで、なかなかに刺激的な暮らしです。
電車・地下鉄・自家用車・自転車・徒歩と、多様な移動の手段があるので、
だいぶ地理感も習得してきましたね。
いろいろ動き回ってるし、山手線圏内なら、
だいぶ、イメージできるようになってきました。

さて。
ここらで東京(都心部)の印象を少し。

<良いところ>

1. 人がさりげなく優しい
俗にいう「東京の人間は冷たい」っていうのは、
他人に対して深く関わらないことを指すのでしょう。
そりゃ、これだけ人が多ければ、そうもなるわね。
だが一方で、対人マナーが非常にこなれていることも忘れてはいけない。
他人を気遣う振る舞いのさりげなさが、たいへん心地良いのです。

2. 交通マナーが良い
上で「対人マナーがこなれている」と書きましたが、
それがここにも現れているような気がします。
割込みや急停車なんかは、わりと平然と受け入れてくれるんだよね。
というか、道が複雑なため、誰しもそういう運転にならざるを得ないんだけど、
みんな互いに持ちつ持たれつという意識で、いちいち怒ったりしない。
ちなみに、どこの道も、割合空いてます。
むしろ名古屋の方が渋滞はひどかった。
みんな電車で移動するのかな。

3. 街の一つ一つに個性がある
東京って一言で言っても、それぞれ性格のある街の集合体なわけで。
渋谷の喧騒、スマートな代官山、六本木の華やかさ、
皇居周辺の澄んだ空気、下町の生き生きとした昭和感、
潮の香り漂う築地、台場の開放感・・・
緑も多いし、広いながらもメリハリがあって、有機的。
これがなかなか、楽しいものです。

<悪いところ>

1. ごちゃついてる
生活道が狭く、建物が高い。
人も多いし、なんかごちゃごちゃしてるんだよねー。
それはそれで賑やかで良いのだけど、
たまに、すっきりとした札幌の街がうらやましくなる。

2. 大型量販店が少ない
昭和からやってますみたいな商店街が健在・充実してて、
こっちの人は、なにか買うときは近所の商店
(電気屋とか、金物屋とかの小ちゃい専門店)で、
という買い物スタイルが根付いてるみたい。
よって、ジャスコのような全て揃った大型マーケットでまとめ買い、
という慣れた買い方は、ちょっと郊外まで足を運ばないとできないんだよね。

3. クルマが使いづらい
渋谷や新宿・池袋等の繁華街までクルマで遊びに行くということは、
バカ高い駐車場代(700円/Hとか!)を覚悟するということと
同義であります。
よって、徒歩+電車でテクテクいくのだけど、
重くてデカいものを買いこんできたりした日にはねー。。。
帰ってきたときにはヘトヘトですよ。
それにしてもこっちの人は、よく歩く。
クルマばっかり使って足腰が弱ってる人って、田舎の方がよっぽど多いのかもね。

・・・なんていろいろ書きましたが、まあ、でかい街も一長一短ってことで。
それなりに楽しんでおります。
こちらに立ち寄る際には、ぜひご一報を!

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