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Past (-07/2)の記事一覧

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CDレビュー 07.02.09

Past (-07/2) / 2007.02.09
てことで、CDレビューもしばらくサボってましたね。
いろいろ買ってますので、簡単にレビューしておきます。
(渋谷のタワレコ、やはり最高です)

◆ Peven Everett: Power Soul (Neo Soul/House)
peveneverettpowersoul.jpg

デビュー当初はもろ深夜のネオソウルって感じだったんだが、
ずいぶんハウスに傾倒してきてるのね。
著名DJのヘビープレイになるくらい、良い曲が揃ってます。
あとはヘロヘロ気味な声を好きになれるかってところかな。

─ 評価:★★★★
まずは試聴を勧めます。


─ 試聴はこちらから


◆ Vitalic: Resume - Selected & Mixed By Citizen Crew (Dance)
vitalicresume.jpg

Vitalicって、ポップさを薄めたDuft Punkてかんじですね。
そんな彼らが、Mix CDを作りました。
キラーチューン連発で、いやがおうにも大バコ大盛り上がり!てかんじ。
元気のよい一枚です。

─ 評価:★★★★

─ 試聴はこちらから


◆ Mary Anne Hobbs: Warrior Dubz (Grime/Dub Step)
maryannehobbswarriordubz.jpg

最近話題のUKアングラシーンにも目をやってみようと思い、購入。
GrimeとかDub Stepとかのコンピです。
いやいや、実にドープで面白い音をやっている。
ビートも凝っているし、音響処理も凝っているし、
なにより、エグさを含めた勢いを感じさせる。
すごく良いですね。新しい。

だが・・・ちょっと寂しいのはね、
最近のミュージシャンは、いろんな音楽の要素を取り入れて
ミクスチャーさせるのは上手なんだけど、
まったく新しい音や世界観を創出する能力に欠けてるんだよな。
今回のもDub×Hip Hop×Drum'n'Bass×Garageっていうことだと思うんだけど、
既存の何かを引っ張ってきてフュージョンしたら面白くなりましたみたいな、
お手軽感というか、あんまり考えてなさそうな若手ばかりで、
ちょっと、今後のクラブミュージックの行く末が心配だ。
音色・ビート一つから全く新しい音を作る気概を持ってほしいよなあ。
とくにアングラな人たちには。

─ 評価: ★★★★

─ 試聴はこちらから


◆ Various: Day Dream Bleeper (Bleep House)
daydreambleeper.jpg

ブリープハウスのコンピです。
やっぱ、こういうのは、是も非もなくあがるよね。
日常のテンション調整に最適。
でかい箱で聴きたいもんです。

─ 評価: ★★★

─ 試聴はこちらから


◆ Fatboy Slim: Fala Ai! (Brazilian House)
fatboyslimfalaai.jpg

持ち前のパーティー精神で、ブラジルぽいハウス音源を
アッパーにMIXしてくれました。
今聴いても勿論良いのだが、夏の暑い最中に聴くと最高!でしょう。
それまで大切に持っておきます。
忘れないようにしないと・・・

─ 評価: ★★★★

─ 試聴できるところは見つかりませんでした・・・


◆ 4hero: Play With The Changes (Nu Jazz)
4heroplaywiththechanges.jpg

呆れたね。
全然成長してないじゃないの。
もう歳か?
これじゃ大御所の名が泣くぜ。
これからは名前だけで売っておきな、てかんじ。

─ 評価: ★★

─ 試聴はこちらから


◆ Mario Biondi & The High Five Quintet: A Handful Of Soul (Club Jazz)
mariobiondiahandfulofsoul.jpg

4つ打ちのクラブジャズって、好きになれないんだよね。
なんかシーン自体がインテリ気取りで気持ち悪い上に、
かっちり固定されたビートのJazzなんて、
なんのスリルもスピリットも感じられないの。
だから、みんな騒いでたFive Corners Quintetなんかは、
俺にとっては問題外だった。
しかしだ。
なぜ、そんな俺が、Schema発のこのアルバムを買ったのか?
伸びのあるバリトンヴォーカルが朗々と歌い上げた瞬間、
死んだようなトラックが生き生きと輝きだしたからです。
エレガントでゴージャスな音が、ここにはあります。
よって、このアルバムだけは、評価します。
ぜひ、夜のドライブで聴きたい。

─ 評価: ★★★★

─ 試聴はこちらから


◆ Bass Automator: Electromagnetic Waves (Miami Bass)
bassautomatorelectromagneticwaves.jpg

中古屋で250円で発見。
制作年が94年、名前が"Bass" Automatorでこのジャケならば、
俺の大好きなマイアミベースに違いない!
という判断で購入しました。
結果は、予想通りの下世話なBooty Shit。
最高にショボいビートと重低音に、愛おしさが募る。

─ 評価: ★★★
やっつけ仕事。そこも含めて好きなんだけど・・・

─ 試聴はこちらから


◆ Mic Jack Production: Universal Truth (Japanese Hip Hop)
micjackproductionuniversaltruth.jpg

過去にレビューしたEPがいまいちの出来だったんだけど、
まあいろんなところで話題になってるし、
買ってやろうかなあということで。
今回はなかなか面白いアルバムになっていました。
音楽的にもアゲるところから深いところまで、バラエティー豊かになったし、
各曲のメッセージの方向性も多彩。
ただ、MC陣個々のフロウ/リリックという面では、
まだまだBoss The MCのレベルには達していない、というのが本音。
(よく比較されて、本人達はイヤだろうけどさ)
ただ一人、Big Joeに関しては、ずば抜けて光っている。
他のメンバーとは2段くらい違うリズム感の黒さ。
彼は良いラッパーだ。
シーンで十分通用するかと言えば疑問だが・・・
言葉・フロウともに、もうひとひねり欲しいね。

─ 評価: ★★★

─ 試聴はこちらから


◆ Big Joe: The Lost Dope (Japanese Hip Hop)
bigjoethelostdope.jpg

ということで、投獄中の彼のソロ作品も買ってきちゃいました。
獄中から作品が発表できるなんてね。
実はまだあまり聞き込めてないんだが、
しばらく楽しめそうな作品です。
でも、グループから離れて一人になった瞬間、
その輝きは幾分曇ったように感じた。

─ 評価: ★★★

─ 試聴できるところは見つかりませんでした・・・


◆ Ornette Coleman: The Shape Of Jazz To Come (Jazz)
ornettecolemantheshapeofjazztocome.jpg

なにをいまさらの名盤。
「フリージャズ」と聴いただけで尻込みしてしまう人も多いと思うが、
まあこの作品は、言うほど聴きづらいもんじゃありません。
どんどん刺激的になる時代の流れも踏まえると、
これくらいスリルある演奏のほうが、
今という時代にしっくり格好良いのでは。
良いアルバムです。

─ 評価: ★★★★

─ 試聴はこちらから


◆ Nino Josele: Paz (Jazz)
ninojoselepaz.jpg

フラメンコギターの奏法で、ジャズの名曲を紡いでいます。
その点では、非常に珍しいアルバムですね。
全体にしっとりとしており、
さわやかな昼下がりにうたた寝しながら聴けば気持ち良いでしょう。
良作です。

─ 評価: ★★★★

─ 試聴はこちらから


◆ 山崎まさよし: Blue Period (J-Pop)
yamazakimasayoshiblueperiod.jpg

山崎まさよしのベスト盤。
いまさらだけど、"One More Time, One More Chance"を
聴きたくてTSUTAYAしてきた。
蓋し名曲なり。
グッ&ほろりと来ました。

─ 評価: ★★★★★
("One More Time, One More Chance"に限ります)

─ 試聴はこちらから


それでは。
今週末は麻布YellowにてFrancois Kのライブ見てくる予定です!
masaくん、犬、Precious HallやJB’sでもやるようなので、
3人で札幌/名古屋/東京の3拠点制覇でもしてみないかい?
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CDレビュー 06.12.23

Past (-07/2) / 2006.12.23
今日、クルマに乗ろうと思って駐車場に行ってみたら、
ボンネットに猫の足跡がベタベタとついていました。

あー!やられたー!目立つところに傷つけられちゃったかなあ、チッ・・・

とか一人ごちたのだけど、しばらく眺めてみるとね・・・
ネコの足跡がついたクルマって、けっこうかわいいのな。
ということで、ちょっと気に入っちゃって、しばらくこのままにしとくことにしました。
きっとツルツルしてて乗っかってみたかったんだね。
CA330006.jpg

CA330007.jpg


そうそう。
忙しさにかまけて全然CDレビュー書けてないので、一言コメントだけ載せときます。

◆Frank McComb: The Truth Vol.2 (Soul)
Steve HarveyとFrank McCombのコラボレーション。
本人非公認音源ながら、これが良くないはずがない。
ダニーハザウェイの再来?
そのとおり。
決して言い過ぎではない大傑作。

◆Frank McComb: Straight From The Vault (Soul)
インディー発の自家録音。
ベース等ややチープながら、やはり傑作!
こちらのほうがややしっとりした仕上がりかな。
上記とあわせた2枚は、今月のヘビープレイです。

◆Deitrick Haddon: 7 Days (R&B/Gospel)
Tim & Bobが全面的にプロデュース。
Bobby Valentinoの1st発売から時間が絶っており、彼の音に飢えていたところだ。
ゴスペルといってなめてかかってはいけない。
超クオリティー高く、ドツボ。
やばい。

◆Tyrese: Alter Ego (R&B)
彼は歌手なのだ。
役者ではなく、歌手が本業なのだ。
良いアルバムだ。
The Underdogs、やはり最高です。
R&B好きの心を舐めまわし、婦女の心も鷲掴む。

◆Brian McKnight: Ten (R&B)
大御所ならではの安定した良作。
流石のポップセンスと本物感。
今後若さを保てるかちょっと心配だが・・・

◆Louie Vega: Mix The Vibe (House)
休日は、これに合わせて踊りたい。
アッパーな1枚目と、スムースな2枚目。
ハウスを知らないなら、まずはこのミックスアルバムを手に取ってほしい。

◆DJ Hell: Misch Masch (Techno)
デトロイトへの愛情と、ジャーマンなロック感。
ゴリッとテクノタイムを満喫すべし。
店頭で売り文句になっているPuff Daddyのリミックスは、
実は収録されていないので注意。

◆Ryan Kisor: One Finger Snap - Incredible Ryan (Jazz)
トランペットのカルテット。
やや大味ながら、おおらかで勢いのあるバップを聴かせてくれる。

以上。
上記の作品をはじめ、最近の黒人歌モノは本当に素晴らしいものが多い。
外は寒いけど、こんなアルバムをたずさえ、しっとりと冬を過ごしたいものですね。

それでは。
Merry Christmas!

[CDレビュー] Japanese Synchro System: The Elaboration

Past (-07/2) / 2006.11.24
◆ Japanese Synchro System: The Elaboration (Dance)
japanesesynchrosystemtheelaboration.jpg

この一枚に寄せる期待がどれだけ大きなものだったか、10月29日のレビューを読めば解ってもらえるだろう。
EP"The Foundation"に収録されたセルフタイトル曲は、その期待を煽り立てるのに十二分な出来だった。
そして、発売日にこのアルバムを手に入れてから、三週間。
実は、この音をどう評価しようか、今までずっと戸惑っていた。
正確に言えば、踏ん切りがつかないでいた。
でも、もういい。
弧憤をぶちまけてしまおう。

BOSSさん。
発売前のコメントには、ずいぶんと期待させてくれたじゃないか。
あなたの作品は、落胆という言葉が相応しいクソでした。
口先だけの商売人に成り下がったな。

このアルバムは、全面的に、過去の遺物のパチもんだ。
前進しようという気概が全く感じられない、プロの顔をした、大人の顔をした、子供の真似事だ。
お気に入りのバンドをコピーして喜んでいる中学生と、何も変わらない。
時代を変えるんじゃなかったのか?
偉大な先達の音の大波に、気持ちまで飲み込まれたか?
こんな妥協の産物に、金を払ってまでして付き合ってやった俺が馬鹿だった。
ダンスミュージックとして機能するとかしないとか、そんな次元で書いているんじゃない。
態度の話だ。

まずCALMは、圧倒的に凡人だ。
思いつきと聞き覚えのあるフレーズで何となしに誤魔化そうとする、小手先の物真似屋。
音の配列、曲の構成、音響処理、どこをとってもズブのド素人。
好きっていうだけで音楽を続けていられるのだから、世の中、甘っちょろいもんだ。
雰囲気と上っ面だけの胡散臭いスタイリストであり、薄っぺらいんだよ。
つまらない。

そしてBOSS。
ひどく弱々しい言葉たちを聞かされた。
このアルバムに、BOSSの声は必要だったのか?
そもそもBOSSは、このアルバムで、言葉として伝えるべきメッセージを持っていたのか?
最も深い愛は、音のみで体の芯から感じるものだということは、BOSS自身が一番知っているはずだ。
言葉など蛇足だと気付いているから、こんなに腑抜けた言葉になるんじゃないのか。
「伝えたい」という気合を失ったBOSSなど、牙を抜かれた野良犬に等しい。
まさか、声を聴きたがるファンの期待に怖気づいたんじゃないだろうな?
へっぴり腰なポエットだ。

付け加えるが、3曲目と6曲目のKOJI氏のボーカルも聞くに堪えない。
こんな拙い英語で、気持ちを込めて歌えるはずがないだろう。
BOSSがベタ褒め?なかよしクラブじゃあるまいし。
それから7曲目。
作文を棒読みする子供の声。感傷をかきたてようと必死に静謐なピアノと筝。
見え透いた仕掛けだ。
小学生でも騙されるかよ、こんなもん。
リスナーは、こんなフェイクを有難がるほどノータリンじゃない。

俺がここまで憤っているのは、こんな駄作にここまで書き連ねたのは、それを作ったのが、BOSSだったからだ。
稀代の熱血漢だと勘違いしていた、あのBOSSだったからだ。
彼の作品じゃなければ、それこそこんな盤のレビューなんて、一行で済ませていたはずだ。
BOSSは、あの98年の、満身の意欲と気迫を込めたTBHの1stを、もう一度聴き直してほしい。

このアルバムは、"Pure Water In Deep River"にてBOSSが呻く追憶、ただこれのみ聴くに値する。
BOSSとCALMの名前がなければ、こんなアルバム、これっぽっちも売れなかっただろう。

─ 評価:
Music Loverの自称力作。


─ 試聴はこちらから:
http://www.synchro-system.jp/

CDレビュー 06.11.16

Past (-07/2) / 2006.11.16
ちょっとひさびさ、ご無沙汰です。

いやしかし、一気に出たねー!R&Bの新作群!
R&Bというと、やはり寒い季節に欠かせないものとして認知されているのかしらね。
ま、なんにせよ、嬉しいことです。
で今回は、Sony BMGからの3作。
傑作を発掘しました!

◆ John Legend: Once Again (Soul/Pop)
johnlegendonceagain.jpg

熱いコブシよりは、ジャジーなビブラートと歌いまわしのアジで魅せる。
抑えたトーンで太く渋く唄う。
そんなタイプのシンガーソングライター。
声としては、大人になったスネオ系。か?
ネオソウル一派とされながら、他とは一線を画す燻された香りが芳ばしかった前作"Get Lifted"は、Kanye Westにフックアップされたこともあり、大ヒットでした。
なかでも、"Ordinary People"の染みわたる曲調は最高だったよな。
たしか発売当時、FMノースウェーブの月間ヘビープレイになっていたはず・・・

さてさて今回の新作、正直、かなり驚きました。
70's~80'sポップスのエッセンスがもたらすデジャブ感。
それでいて、明らかに新しく、聴いたことのない質感。
やや短調な湿り気があった前作とは異なり、秋冬のカラリとした空気を感じさせる、さわやかな曲調。
粘度低めの軽やかな8ビートや、丁寧にテンションボイスをなぞるメロディー、ちょっと白っぽいアレンジなどなど、サンプリングに頼らない、大人のバンドサウンドを聴かせてくれる。
これはおしゃれだ。

全体にしみじみと乾いた空気感があり、一枚のアルバムとしてのまとまりも非常に良いです。
秋の街角でグランドピアノを弾いている、ジャケットそのままの雰囲気。
いやはや、ここまで一貫した雰囲気を持つアルバムは希少ですね。
Stevie WonderやDonny Hathawayの名作にも匹敵する、ロングラスティングな魅力に満ちている。

うん。
あれだけ騒がれた前作ですが、個人的にはそれを上回った!
黒人の歌ものとしては、確実に今年5本の指に入る名作。
チャラいR&Bに抵抗感がある人にも是非聴いてもらいたい、上質なポップミュージックです。
こうした嬉しい驚きがあるから、CD購入癖は止められない。

─ 晩秋の青空度数:
★★★★★

─ 試聴はこちらから:
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/JohnLegend/?SICP-1148


◆ Ruben Studdard: The Return (R&B)
rubenstuddardthereturn.jpg

シルキーで柔らかく、太い声。
ハイトーンで歌い上げても、決してそのコシを失わない。
ストレートながら、割と小回りが効くシンガーで、文句なしに上手い。
我ながら大絶賛だね。じつに良い声してます。

さて本作。
プロデューサーとして、Harold Lillyが全面的に関与してるほか、The Underdogs(2)、James Poyser(5)、Stargate(6)、Scott Storch(7)等が名を連ねる。
中でもThe Underdogs、相変わらず良い仕事をしてます。
惚れぼれしちゃうね。
決して奇を衒わず、坦々と良い曲を書くので、長年R&Bを聴き続けてる人には信頼されるタイプでしょう。
それに引きかえStargateは・・・ジェ~ポップかよ?てかんじ。
その曲調も去ることながら、この空前のひっぱりだこっぷりも、亡き小室哲也(合掌)に等しい胡散臭さを匂わせる。
たしかにFMなんかでは耳につくタイプの曲調だし、いかにも日本人や北欧人が好みそうなドポップな曲を書くけど、いかんせんあくどすぎるよな。
ま、意地悪書きましたが、他のプロデューサーはかなり、がんばってます。
どの曲も良い。
さらに、トリを飾るのが、Luther Vandross"If Only For One Night"の真摯なカバー!
これには泣かされました。

ちょっと地味だけど、聴きやすく、たいへん良いアルバムです。
06A/Wの夜に最適なアルバムと認定いたします。

─ R&Bファン垂涎度数:
★★★★

─ 試聴はこちらから:
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000HBKCDM/sr=8-1/qid=1163303008/ref=sr_1_1/250-8232069-8611401?ie=UTF8&s=music


◆ Frankie J: Priceless (R&B)
frankiejpriceless.jpg

ラティーノアイドル、Frankie Jの新作。
のっけからMannie Freshのラップにイラつくものの、全体としては、いつもの彼らしい作品でした。
ちょっと薄味ながら、毒がなく聴きやすい。

ただ残念なのが、その歌唱力なんだよね。
ウィスパーが良いシンガーって、Joeをはじめとしてかなり好きなんだけど、この人の場合、切れが悪くヌルい。
歌いまわしも力んでる。
シンガーとしては、所詮ラテン系で珍しいから売れてるだけでは?って勘ぐっちゃうくらい。
ま、悪かないけどさ。

ちなみに蛇足だけど、この人、日本人によくいそうな顔立ちをしてるんだよね。
ふつうに昼間の電車とかに乗ってそう。
んで、なぜかちょっと、O谷の骨格をゴツくしたらこんなかんじになるかなー?なんて、昔から勝手に思っちゃってるんですよ。
いや、この人のほうがずうっと格好いいですよ、そりゃ。
でも、なぜかちょっと、似てると思うの。
よくよく見るとぜんぜん違うんだけど、殿さま系の眉毛とかさ。
そして、似てる奴の歌を聴くのって、なんか複雑な気持ちになるんだよね。
んで、さらに何故か、ムカついてくるんです。
わけ知らんが何故か、ムカつくの。
この顔が、俺に似てるこの顔が悶々と歌ってるのが、ムカつくの。
ねえ神様、なんですかこの気持ちは。

かなり不明な文章になってしまいましたが、この心理、だれか偉いひと教えてくれないかなあ。

─ Pop&B度数:
★★★

─ 試聴はこちらから:
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000ICLTFU/sr=1-1/qid=1163303810/ref=sr_1_1/250-8232069-8611401?ie=UTF8&s=music

CDレビュー 06.10.29

Past (-07/2) / 2006.10.29
実はいま、仕事が滅茶苦茶ヒマなんです。
入社以来、こんなにヒマだったことはない。
本当にすることがないのよ。
で、こんなに手持ち無沙汰で、会社にいるってのにチルしまくりな昨今、なんと、勉強でもしてみようかって気になってきてさ。
こんなことってあるんだね。
習い事に没頭するOLの気持ちが少しわかった。
んで、じゃあ英語でもやろうかと思って、先週、TOEICの参考書買ってきました。
勉強って、たまにやってみると、面白いもんですね。


◆ DJ Kayslay & Greg Street: The Champions - The North Meets The South (Hip Hop)
DJKayslayGregStreetTheChampions-NorthMeetsSouth.jpg

そんなこんなで、最近は英語学習モードになってるんですが、洋ものヒップホップって、こんな時にはすごくありがたいんだよね。
リスニングの練習に最適!
お勉強のCDより楽しく聴けるしさ。
俗語とか卑語とか、やっぱり面白いしね。
洋楽のおかげで僕、学生のとき英語が一番得意だったってのは、すごくある。
ヒップホップばっかり聴いてると、実際にしゃべるときに黒人発音に感化されちゃってたりするから、そこんとこだけ注意だけど。

で、本作、ヒップホップの東海岸&サウスMIXです。
最近ヒップホップのミックスCD買ってなかったから、一枚調達してきました。
悪い盤じゃなかったです。
悪い盤じゃなかったんだけど、ひとつ身に沁みる事実が・・・

最近、ヒップホップをアルバム通して聴くのが辛くなってきたんだよね。
ノリノリで良いんだけど、なんか一本調子に感じちゃってさ。
あのね、ヒップホップって、ただ音を聞くんじゃなくて、Thug, Pimpin', Bling Bling, Bitch、なんていう、下世話かつ刺激的な世界観も含めて楽しむものだと思うんですよ。
ただ、その世界観って、基本的には昔からずうっと変わっていなくてね。
要は、ずうっとヒップホップを聴いてきた人間にとっては、すでにThugとかPimpin'とかってのには、飽き飽きしてるわけ。
その世界観が刺激的でなければ、言葉があまりわからないラップなんて、たいした音楽じゃないんです。
最近の音は総じて単調だしさ。

・・・なんか暗い話になっちゃったな。
ヒップホップも、若い人は、もっと楽しく聴けるんだろうけどねえ。

─ 一本道度数:
★★★


◆ Squarepusher: Hello Everything (Electronica/Fusion)
squarepusherhelloeverything.jpg

10年くらい前、初めてSquarepusherを聴いたときは衝撃だった。
僕、ベース弾くんだけど、当時自分がベースでやろうとしていたことを、そっくりそのまま形にしていたから。
本当にびっくりした。有機的な電子音楽ってやつです。あらゆる音楽の良い面の融合。
今でこそそんなのは珍しくも何もないが、当時はあんまり耳にしなかったんだよね。
そんなわけで、よく聴いたもんです。
でも、その後1998年くらいでしょうか。
彼、どちらかと言えば悪い意味で、イカレたアルバムを発表したんだよね。
"Music Is Rotted One Note"てやつ。
Tom Jenkinsonの変人ぶりが暴発した、あまりにも躁&鬱でアブストラクトな世界観は、素人には簡単に手を出せるしろものではなかった。
そのアルバム以降、今に至るまで、彼はそのイカレっぷりに磨きをかけつつ、突っ走ってきたわけですよ。
もう、手がつけらんない。

そんな中、本作の発売です。
また例のブロークンな内容かと思いきや、店頭では「あの(旧き良き時代の)スクエアプッシャーが戻ってきた!」と大プッシュ。
これはこれはと期待しつつ、試聴もせずにホクホク買ってきたわけです。
で、家に帰って聴いてみたんだけど、まあ確かにってかんじだね。
激テクベースも大々的に復活してて。
でも、やはりまだ、完全にはアルコールが抜けきっていないようで。
ところどころ例の躁鬱ワールドが展開されており、アルバム全体の統一感もバラバラ。
昔ぽい流麗+爆裂な作風も、そろそろ飽きてきた向きもある。
天才だけに、もうちょっと新機軸を期待したいんだけどな。

しかし、こんな程度の作品でウェルカムバック騒ぎをするとは、よっぽどレコショップも売りたいんだろうね。
スクエアプッシャーブランドは、まだ廃れていないということか。

─ 直角度数:
★★★

─ 試聴はこちらから:
http://listen.jp/store/album_brc160.htm


◆ Japanese Synchro System: The Foundation (Techno)
japanesesynchrosystemthefoundation.jpg

Bossは日本で最高のラッパーだね。
間違いない。
僕が高校生のころ、ノースウェーブでフリースタイルやってた時は、泣けるほどダサかったんだけどね。
でも、Tha Blue Herbとしての1stアルバム以来、彼を超える話者を見たことがない。
キモネクラなShing02とか降神とかと同列で語られてるのが勿体無いですよ。まじで。

これほどまでに、読める日本語を操るアーティストが、他にいるか?
これほどまでに、人を元気にし、勇気付け、奮い立たせるアーティストは、他にいるか?
これほどまでに、鳥肌を立たせ、胸を打ち、やさしい気持ちにさせるアーティストは、他にいるか?
その歌詞を日本語として噛み砕くことが、こんなに楽しいアーティストは、他にいるか?

まだTha Blue Herbを聴いたことがない人は、絶対に一度、耳にすべきだ。
喰わず嫌いは良くない。あなたはちょっと、損をしている。
東京一極集中があたりまえだった、90年代後半の日本のヒップホップシーンにおいて、ひとつの地方都市がそんな状況を打っ壊すなんて、誰も予想だにしなかったわけだが、ボスは聴く人すべての偏見をものともせず、全国の注目と賛美を札幌に集めてみせた。
札幌に住んでいるということ、札幌出身であるということを、あれほどまでに誇らしく思ったことは一度もないです。
まじでまじで。

でも、そんな初期のブルーハーブに比べると、最近はちょっと煮詰まり気味なんですね。
他のヒップホップアクトに比べると、まだアタマひとつ抜けてはいるんだけど、一番の魅力だった攻撃的な歌詞が影を潜め、ONOが作る音もどんどん内省的になってきた。
すでにいわゆる「ヒップホップ」とは呼べない音と言葉。
別にそれはそれで良いし、ボスとONOが持っている愛情の対象は「ヒップホップ」ではなく「音楽そのもの」なのだということも凄くわかるのだが、反面、Tha Blue Herbという名前に付きまとう「ヒップホップ」というフォーマットに、がんじがらめにされてる印象なんだよね。
勝手ながら、あー、本当に辛いんだろうなーって、思う。

そこへきて、ボスのやりたい事が最大限に発揮されたのが、今回のCalmとのプロジェクトでしょう。
デトロイトへの愛情がぎっしり詰まったこのEPからは、Tha Blue Herbという金縛りから解放された、ノビノビとしたボスを聴くことができる。
収録時間こそ少ないが、近年まれに見る輝き方をしている。
まるでダンスホールでヒラヒラと舞っているかのようだ。
本当にノビノビしている。

これは、11月3日に出るフルアルバムに期待ですね。
今年一番期待しているかもしれない。
発売日に買うぞ!
走れ!行け!

─ 日本人で良かった度数:
★★★★★

─ 試聴はこちらから:
http://www.cisco-records.co.jp/cgi/title/techno/detail_172704.php
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