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おい、小池!

雑記 / 2008.07.04
おい、小池!

080704小池

「わあ、O谷が怒り心頭だ」
などと思われたかもしれませんが、違うのです。
お昼に出向いた水道橋のあたり、そこの角に交番がありまして、ふと通りがかった瞬間、

おい、小池!

と、いきなり視覚を通じて怒られたわけです。
交番前の掲示板に貼ってあったのですね。
不意をつかれて、ひどくびっくりしました。
マクドナルドでミルクなど飲んでほっこりした直後だったので、なおさら唐突なわけです。
病弱な小池さんが見たら、ショックで死んでしまうのではないでしょうか。

しかしよくよく思い返せば、この貼り紙、いろいろなところで見たことがあるような気がします。
一方で、こうして改めてびっくりしてみると、しみじみとした味わいがにじみ出てくるものです。
とりわけ、いちサラリーマンとしましては、
この貼り紙を作成した徳島県警の意思決定プロセスが気にかかります。

「課長、小池のポスターですけど」
「あ、ちょっと待って。このメールだけ送っちゃうから・・・うん。はいはい?」
「こんなんであがってきたんですが」
「うーん・・・ちょっと強すぎないかい?・・・おい、小池!(苦笑)・・・うーん」
「いえ、まあ、うーん・・・そうですねえ。
これくらいインパクトがあるほうが、機能すると思いましてね」
「うーん・・・まあ・・・任した!」
「了解です。じゃあとりあえず、今日の午後部長にお見せしまして、
そこでOKが出れば、これでいきますんで」
「はいはい、ご苦労さん」

「部長、小池のポスターの件ですが、いま少々よろしいですか?」
「うん、どれどれ?・・・あっはっはは!(笑)これ・・・ちょっとねえ(笑)
これ、佐藤さんはなんて言ってた?これでいいって?」
「ええ、まーそうですね。あの、まあ、ちょっと強すぎる気もするけども、
基本的には了解ということで、一応・・・」
「あーまーいいよいいよ。じゃあとりあえずこれで発注しといて」
「了解です。ありがとうございます」

担当者の熱い意気込みは見えますし、県警のメンツとしても、
何年も放っておけなかったのでしょう。
結局、言葉遣いは乱暴だけど、部下のモチベーションに配慮して、まあ良いかと、
そんなかんじのぬるいやりとりが想像されます。

また、県警の当該ページも秀逸です。
いきなり不気味な音声が流れてこちらも驚くのですが、
その下には一途に忠実な字幕が流れており、二度びっくりです。

リーソクヅモ いくべかな

であります。
まるで川柳のような小気味よさではありませんか。

上記画像(JPEG)を携帯電話の待ち受け画面に使用できます。
携帯にURLを送る(←クリック)


であります。
(←クリック)
であります。
こんな壁紙欲しくないのでクリックしないのですが、さらに追い打ちをかけて、

今の小池はこんな顔?
!クリック!


であります。
浮かれています。
感嘆符で包囲してしまうほど、先ほどからあまりにも血まなこになってクリックを促すので、
その気になってクリックすると、いきなりexeファイル"koike.exe"がダウンロードされてしまい、
すごく焦ります。
警察のページなのに、なにか得体の知れないウィルスを仕組まれたような、
そんな世知辛い気持ちです。
さらにはご親切に、キャリア別のQRコードまで設置されているのですね。
ここまでくると、既に所期の目的を見失って盛り上がっており、アホかと呆れる他ありませんが、
その一本気な想いにもまた、心打たれるのみなのであります。
前歯が4本ない(入れ歯?マスク?)
印刷物なのだから、すこし落ち着いてほしい。
意味がわからない。何度考えてもわからない。
ですが、ぼくはこの手の完成度の低さに、妙に惹かれます。
すべて読み終わった頃には、なにか優しい気持ちになり、
こうしたポスターこそ平和を導くような気さえするのです。
当然そこには、”通報”などという物騒な気持ちは浮かびません。
200万円など屁以下です。

異国の香り

雑記 / 2008.06.30
外国のものが好きです。
特有の「匂い」があるからです。
海外旅行に行く最もの理由は、日本では得られない食事や景観を求めて、というよりは、
その雰囲気をバクッとおおまかに楽しむことなのだと言って差し支えないのかと思います。
なんとも曖昧な話ですけれども、ぼくにとっては、
音楽もしかり、クルマもしかり、家電などもしかり、なのですね。
買いたいものを検討すると、かなりの高確率で外国のものになってしまったりするわけです。
改めて冷静に考えると、国産のものでも機能的(ましてや価格的)に申し分ないことも多く、
要は、意識せず、その「匂い」が重要な検討項目として含まれているのだと思われます。
洋楽ばかり聴いたり、外車に乗ったり、Appleが大好きだったりします。
これらには総じて、軽い違和感に似た雰囲気のフックがあるものですから、
手に入れた後も飽きにくく、愛着も湧くのです。
「外国かぶれ」はしばしばコケにされますが、コケもコケなりに、
自身がなぜそれに頓着するのか、明確に説明できるのが気持ち良いですね。
ただ、人間性までかぶれるのはいやですよ。
いやですよというか、激ポジティブ、攻めの社交、二極論など、なかなか馴染みません。
サムライ、スシ、アニメといったアイデンティティまで、外国の評価を鵜呑みにする。
―侍の子孫などどれほどいるのでしょうか。
これだから日本人は〜とか、例のアレこそが、
常に受け身の日本人を体現しているという冗談ですね。
もう一歩踏み込んで考えるべきです。
昨今の「右傾化」には、単に自虐を排してきた傾向と捉えた上で、共感するところです。

というわけで、今、PhilipsのRQ1050というシェーバーが欲しいです。
いかにもバタ臭い逸品でして、そそります。

福田式

雑記 / 2008.06.15

環境関連の仕事をしている関係で、朝日新聞主催の「地球環境シンポジウム」に行ってきました。
主には情報収集が目的ですが、その場で、福田首相の講演があったわけです。
さすが首相というだけあって、語り口がしっかりしているものですね。
テレビで見ると、それが当たり前なのですけれども、実際に目の当たりにすると、
それはもう、説得力に満ちていました。
当然、読み原稿は、ゴーストライターといいますか役人さんが書いたものなのでしょうし、
洞爺湖サミットを目前にして、こと日本においては最もホットな話題である地球環境問題について
喋り慣れていると思われることを差し引いても、
もろもろ咀嚼したうえで、しっかりと自分の言葉で語っており、
まさに「芯のある実務派」という印象でありました。
福田首相、巷では「踏ん切りが悪い」とか「小者」などと揶揄されていますよね。
要は、小泉前々首相などと比べて華がない、ということなのだと思います。
ぼくのように、政治に全く疎い者にとっては、それもすごくよく解るのですが、
ダメだダメだと言うのではなく、そこのところを、もっと評価してあげても良いと思うのです。
意識が低い国民も悪いのですが、メディアや先生方のネガティブに終始する論調こそが、
日本のトップが短命であることを運命づけているような気がします。
・・・なら誰だったら良いの?ということですね。
以前の記事で、「ぬゅうわな笑顔がすてき」とか「ぬゅうしゃしきに遅刻した」とか
首相を小バカにしてしまいましたが、それらの出来事から帰納されるのは、
ひとえに芯の強さと人間の強さである、などと適当に釈明させていただきます。

スピーチ動画はこちら
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